11月
01
2009
サラリーマン時代、江津へ帰省する際に同僚から
「山藤、お土産は、カニな!」
「いやいや、江津はカニが捕れません。」
と会話していた。
山陰と言えば、”松葉ガニ”のイメージなのだろう。
江津ではカニは無い。
鳥取県の境港は、カニで有名だが、島根では水揚港が無い。
少しは、捕れるとはとは思うのだが・・・・。
ブランドで無いと、値が付かないのだろうか?それとも大量には捕れないのかな?
しかし、子供の頃良く食べたのが、江川で捕れる川のカニ。
上海カニの親戚。
このあたりでは、”ツガニ”と呼ぶ。
一般的には、モクズガニ。
ご近所に、捕りに行かれる方がいない様で、
「ほとんど捕れなくなった?」
「漁協の管理化で籠で捕るとまずいのでは・・・?」
てな情報。
釣りの師匠も、カニは捕られないようで
「良く知らない。」と・・・・。
しかし、先日釣りの餌を近所の釣具屋”つりたつ”に買いに行った所、何とカニ籠が売っていた。
釣具屋の大将に
「ツガニは、勝手に捕って良いの?」
「どこで」
「本町の土手辺り」
「本町なら漁協対象外で大丈夫だよ」
「捕れますかね?」
「本町のところでも捕れるよ」
と言う事で、早速カニ籠を調達した。650円。
イメージが湧きますか?
上の写真で籠を開けて、魚の頭、中骨等を入れて、下の写真の蓋をすると、左右からカニが入れるようになっていて、一度入ったら出る事の出来ない籠です。
籠にロープを付けて、餌(セイゴの中骨)を入れた所です。
このまま、川に投げ込みます。
10/29 セイゴの中骨で夕方投入、PM11:30回収
残念ながら、何も入っていない。ショック!
「カニがいないのか、餌が悪いのか?」
10/31 鯵の頭と中骨で夕方投入、PM11:30回収
何と、メス1匹、オス2匹のカニが入っていた。やった!
30年ぶりぐらいのご対面。
でも小さい。
籠の中に3匹入っているのが判りますか?
メスを持ったところです。
カニの爪に毛が生えているのが判りますでしょうか?これが特徴です。
1,2日バケツの中で泥を吐かして、湯掻いて食べます。
今回は小さいですから味噌汁かな?
30年ぶりの味ですので、しっかり味わって食べることにします。
味は、別途報告します。
いやいや、楽しみ楽しみ。
またまた、江川の自然の恵みに感謝。
日本シリーズ、いい試合でしたね。
まずは、巨人が1勝。
勢いは、巨人の方が上の様な・・・?
明日からも楽しみですね。
10月
27
2009
いい話題を新聞から見つけた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091027-OYT1T00594.htm
松茸が4倍出来たと言うのだ。
特別な事をした訳では無く、光を入れる事と、腐葉土等の撤去の様だ。
松茸は、赤松林の奥まったところに良く出るものと思っていたが、違っていたようだ。
子供の頃、1度だけ松茸を採った事があるが、とにかく香りはすれども姿は見えずだった。
腐葉土を撤去すれば、良いとは・・・・・。
赤松林がある所を手入れする事で、4倍も出来るのであれば、国産松茸が庶民の口に入る可能性も出てくる?
香りの少ない輸入品よりは、やっぱり国産。
江津近郊では、今でも松茸は採れるのかな?
子供の頃は、お裾分けがあったのですが、Uターン後は全く無し。
もう採れなくなっているのでしょうか?
どこでも良いのですが、国産がたくさん採れて、安くなれば・・・・。
10月
25
2009
10/21“凄い雑魚”にて、鯛だのアジだのが、江川の橋の上から釣れると報告したが、その反面、本命のセイゴが全く釣れなくなったのだ。
昨日(10/24)も、ほぼ巨人の勝利が見え、9時過ぎに余っていた餌を持って出かけたが、結果は小あじ2匹。
師匠から昨日の昼間に
「今年のセイゴは、終わりだな。」と打ち止め宣言が出されていた。
餌も無くなった事で、私も今年の打ち止め宣言。
海のキスも既に打ち止め。
来年の春まで、竿封印かと思いきや・・・・。
師匠から、
「セイゴは駄目でも、スズキは海が荒れたりすると川に入ってくる可能性が高くルアーで釣れるよ。それから、海はカサゴや水烏賊とか・・・。」
勿論、海に行けばハマチだの鯛だのの大物が釣れる事は知っているが寒さとの戦い。
しばらくは、おとなしくしておくかな?
天気の良いときに、時々かな?
しかし、5月から始めて、セイゴは100匹以上は釣り上げた。
最高は、42cm。
初心者の初年度としては上出来。
来年は、60cm級の大物を期待して・・・・・。
10月
21
2009
10/15 “セイゴの干物”にて、報告したが、淡白な魚だけに脂分が少なく美味ではあるが、干す前の塩加減の問題かもう一つ。
それで、今度は味醂干しにチャレンジ。
インターネットで調べると、醤油3、味醂2、酒1とある。
しかし、魚の種類とかで、アレンジが必要とあった。
とりあえず、醤油3、味醂2、酒1、水1、砂糖少々にて一晩漬けた。
次の日、天日干しにしようとしたが、小雨交じりの曇り空。
まずは、軒下で乾燥。
次の日、少し干しが足りないような気がして、先日作った自作の籠で天日干し。
脂の無い分、少し醤油辛さが出たかな?と思っていたが、日干しより断然美味い。
師匠にお裾分けすると、
「いける。いける。ちょうど良かった。」と感想を貰った。
いずれにしろ、少しのアレンジでもう少し美味く出来そう。
少し、しょうが汁を入れるとか、干す前にしろゴマを散らすとか・・・・。
今年は、ほぼセイゴのシーズンも終了。
来年は、春から釣りに加工と忙しくなりそう?
いよいよCS第2ラウンド開幕
巨人は、初回の5点は大きかったな。
これで1勝1敗。明日が勝負。
日ハムは、終わりかと思ったが9回の攻撃は凄かった。
満塁サヨナラホームランとは・・・・。
これでかなり有利となった。
梨田先輩の嬉しいそうな顔が印象的。
10月
21
2009
折角餌を調達したのに・・・。と野暮用やら風が強く天候不良で、やきもきする日が続いたが、短時間でもと、いつもの江川へ歩いて出かけた。
本命のセイゴは、更に小さい10cmサイズのビリンゴが釣れるのみで、浮き下をかなり深くしてみたところ、海から来た雑魚。
とは言っても、超高級雑魚をゲット。
驚く無かれ
何と、真鯛のチビ(18cm)
更に真鯛の下は、アジ2匹。ついでにハゼ1匹。
なんとも、凄い。
本命は、来なくても面白い釣りでした。
鯛が入るほど、塩が強くなると、20cm程度のアジも連れるらしいのだが、南蛮漬けサイズ。
今までも、何匹かの南蛮漬けサイズのアジが冷凍されているので、そろそろ食べごろかな?
真鯛は、潮汁にでもしましょうか。
10月
15
2009
以前より、何度か江川で”セイゴ”(スズキの子)を釣っている事は報告した。
今までの食べ方は、まず刺身。
定番の塩焼き。そしてフライ。
それから、塩コショウして、粉をつけてオリーブオイルでムニエル。
野菜と一緒に味噌味のチャンチャン焼き。
等々、色々と試しました。
先日の大漁だった時は、西京味噌に味醂、酒、砂糖、塩等を混ぜてその中に3日ほど漬けた西京味噌漬けを作った。
同級生とかにお裾分けしたが、なかなかの評判。
何か、忘れ物があった様で、思いついたのが”干物”
セイゴの干物は、勿論売っていない。
「駄目なのかな?」
とインターネットで調べると、あった。
と言う事で、今日(10/15)は予定が無く、干物作りに取り組む事に。
魚を腹開きにして、塩水に1時間を漬け、日干し。
写真は、日干ししている状態。
野良猫が多く、その対策として、籠状のものを検討。
金網は、”焼肉ふじた”の廃物を貰ってきて、組み立てた。
その中に、魚を吊るしたのだ。
1時間ほど経って行ってみると、案の定、野良猫が網の上に乗って悪戦苦闘していた。
しかし、無理だったようで、魚は、セーフ。
今日は、天気も良く日干しにするには最適だったのですが、干し初めが遅くなり3時間程度となり一度取り込み、明日更に干す予定。
とは、言って待ちきれず、先ほど、その干物の1枚を頂きました。
脂は、アジの様には行きませんが、美味です。
塩水の濃度とか、日干し時間がまだ良く判っていませんので、何度かチャレンジするとまだ美味しくなるかも?
明日、更に干すもう1枚に期待。
その出来た干物の写真を撮りたかったのだが、何と、上の写真を撮った後、デジカメが壊れたようで、写真が撮れなくなってしまった。
ショック。
と言う事で、干物の写真は、デジカメ入手次第となります。
10月
11
2009
3連休中日(10/11)
台風一過とも言える穏やかな日和が続いている。
釣りの師匠からお誘い。
「アジゴ釣りに行こう。」
「はい」
と言う事で、餌、ドンブリカゴ(撒き餌の籠)等を買い込み、朝8:00から何度か訪れた嘉戸の堤防に。
しかし、海は先日の台風18号の影響で、濁り気味。
「濁っていて、アジゴには厳しいかな?アジゴとキスに分かれてやってみよう。」
と言う事で、私は湾の岸寄りに場所を変え、やった事のあるキス釣り。
しかし、濁りの為か、釣れない。
何とか2匹を釣ったが、型も小さい。
そんな事をしていると、何やら釣りにずっぽりはまった格好しているオジサンが近づいてきて
「山藤、釣りやるのか?」
「・・・・・」
良く見ると、何と小中の時の同級生”均ちゃん”
「おー、プロみたいな格好だな。」
「プロだよ。週3、4回は釣っている。山藤は素人だな。道具を見れば判る。それと、その靴は駄目だな。」
「まぁーな。で、何釣るの?」
「スズキとかキスとか、一通りはやっている。」
と雑談していると
携帯の写真を見せてくれて、何と1mぐらいのスズキを持って写っている。
9.6Kgだったそうだ。
そして、次の写真は、関アジぐらいの大きさのキス。
どうやら、近所でも有名な釣り名人の様だ。
雑誌等にも数々登場しているらしい。
その内、釣りの教示を受ける事にして別れた。
Uターンして、私が釣りを始めたように、釣りを趣味とする人は多い。
こんな身近に釣り場が、いくらでもあるのだから・・・・・。
東京時代に、釣りに数時間かけて行っていた人には羨ましい環境だと思う。
自然環境に感謝。
10月
04
2009
今年から始めた釣りは、江川の橋の上からのセイゴと近所の海でのキス。
時々、その釣果については報告してきたが、今年は、例年と違いあまり釣れない様だ。
夏の天候が原因?
その為か、いつも出向く橋の上も、ほとんど釣り人を見かけない。
春先は、土曜日だと何人かの釣り人で賑わいを見せていたが、9月に入ってからは土曜日でもほとんど見かけない。
確かに、時々出かけたが、2,3ぴき釣れるのが良いところだった。
しかし、10/3(土曜日)は違っていた。
餌を300円ほど買い入れ、21時過ぎに釣り場に行くと、釣り人はおらず独占。
竿をたらすと、いきなり当り。
しかし、口先に掛かったのか、水面から少し出たところで外れた。
「ショック」
とは思ったが、次は30cmサイズをゲット。
そこからは、次から次へと釣れ、23:30頃、餌が無くなる。
結局15ひきを釣り上げた。
自身の新記録。
こんなに釣れる予定も無く、クーラーボックスは、オーバーフロー。
左の5ひきは、平スズキの子で海から入ってきたセイゴ。
右の黒っぽいのは、川で生息するセイゴ。
10/4は、このセイゴを持って、釣りをしない同級生宅をハシゴ。
師匠からは、「今度はアジゴ(アジの子)を釣りに行くよ」と言われていて、まだまだ釣りが楽しめそうである。
9月
22
2009
6/11“既に柿の実”にて、中庭にある柿の木に実がいっぱい付いていると報告したところ、お裾分け依頼が多々あり、それにお応えするべく、考えていたが・・・・。
7月後半から、柿の実が次から次へと落ち始めた。
適当にまびかれるのかと思いきや、いつまで絶っても止まらない。
長梅雨と夏らしい天候がほとんど無かったのが影響かと思っていたが、ある方から
「今年は、あちらこちらの柿が”へた病”で駄目だね。」
「へた病?」
「へたの所病気で、どんどん実が落ちる病気だよ。このあたりの柿の木はみんな掛かっている様だよ。」
「我家の柿も・・・・。」
“へた病”をインターネットで調べてみたが、ヘタ虫とか言うのはいるけど、良く判らない。
いずれにしろ、今年はほとんどの柿が落下してしまい口に入らないかも?
“へた病”も長梅雨と夏が無かった為の様な?
スーパーには、秋の果物が並び始めたけど、今年の出来はどうなのだろうか?
野菜は、長梅雨の影響で、生産量が少なくなり値段が上がっているとの報道もある。
やっぱり、梅雨も夏も例年並みが大事と言う事だろうか。
と言う事で、柿のお裾分けを申し出された方には、お届け出来なくなりました。
すいません。
9月
21
2009
本日(9/21)、釣りの師匠のお誘いで、キス釣りに出かけた。
途中で、釣り餌の買い込み
「日本ゴカイ下さい。」
「ごめん。全て売り切れた。」
「えっ」
「何故か、昨日今日買いに来たお客が多くて・・・。」
「じゃ、青虫の小さめの奴でも・・・・。」
どうやら連休で考える事は皆同じ様で・・・・。
師匠曰く
「青虫でも釣れるけど、食いが悪くなるかな?」
まぁー、少し釣れれば良しと言う事で・・・。
7/14“とりあえず予行演習”にて報告した嘉戸の堤防に出かけた。
堤防には、かなりの先客。
昨日まで、2,3日風が強く、海も荒れ気味で、その影響で、水が濁っていたが、何とか晩飯のおかず程度の釣果。
ついでに、餌も青虫だったのだから仕方ない。
キス5ひき。下左は小さいながらもカワハギ。下右はメゴチ。
7月のキスより一回り大きくなっている。
早速、塩焼き。
やっぱり美味い。
なんとも上品な味。
世の中、マグロが無くなるとか騒いでいるけど、私には関係ない。
近海物の白身魚があれば、それでいい。