10月 01 2007
「緊急地震情報」の課題?
今日目覚めると、早朝に「小田原付近で震度5強」の地震との報道。
すぐHPにて私が川崎時代住んでいたところの震度を確認すると「震度2」
特に心配するほどではなく安心した。
今日から、「緊急地震情報」が開始される事となっており、第1号になったかと思えば、9:00からスタートとの事で、第1号にはならなかった様であるが、下記の新聞報道がされている。
既に判っていた事を、「今日の地震で不適合が判明しこのシステムが不十分」の如く書いている。
私ですら、先日のブログ(「緊急地震情報」って?」)で、この件は書いている。
現状、課題があっても、将来の技術の進歩で解決すると判断しスタートするシステムも必要である。
今回の課題は、確かに大きい課題ではあるが、最近の報道は、「重箱の隅」の事を拡大し根底を揺るがす事件の様に報道するものもあり疑問を覚える事が多々ある。
島根に帰り、ITの普及をすべく活動をするに、都会の交通系カードの話を良くする。
島根には、もちろん交通系カードは使われておらず、それほど認知されていない。
しかし、「料金の取りすぎが発覚」とかの報道の為か、それだけが頭に残り、「東京行ったら間違って徴収されたら困るので『切符』の方が安心だね」と言う発言があった。まるっきり利便性の向上が無視されているのである。
報道する側も、書き方を考えてほしいと思うことが多々ある今日この頃である。
以下新聞報道の抜粋
気象庁の緊急地震速報は1日、一般向けに運用を開始するが、神奈川県西部を震源とする今回の地震では、午前9時の運用開始直前で作動しなかった。ただ、神奈川県箱根町や小田原市では、初期微動(P波)検知とほぼ同時に大きな揺れがあり、運用開始後だったとしても間に合わないケースだった。気象庁は「震源が浅い地震で、局地的な震度を正確に推定するのは難しい」といきなり課題を突きつけられた形だ。(産経新聞)