3月292009
どうなってんの医療体制?
手当たり次第に医者を探す対策が出始めている。
この辺りの高校から医学部に進学した人宛に、手紙を出したと言うのだ。
「赤ひげメール」で、地域医療の状態を配信している様で、その登録を訴えると言うのだ。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=511023004
“藁をも掴む”状態なのだろうか?
埼玉県で医者をやっている私の同級生にも先日
「俺もUターンしたんだから、帰って来いよ」と言ったら
「子供とか家族の事もあり、すぐとはいかないな・・・」との回答
それは、そうだ。
鳥取大学では、緊急医療チームの医師が、全員退職すると言う報道も・・・。
http://www.nnn.co.jp/news/090205/20090205001.html
退職理由は、”緊急医療に夢が持てなくなった” との事。
TVでは、過去に医学部定員を削減したとか、最近定員を増やしたとか報道している。
人口の変化は、それほど急激でも無く、数年後の人口予測は容易いはずなのに・・・・。
厚労省での方針が間違っていたのか、高度医療の発達で、平均寿命が伸びた事により、患者数が予定以上に増えているのだろうか?
それとも、医者の資格を持っていながら、他の道を歩んでいる方が増加したのだろうか?
看護婦さんも不足
2/26に看護婦不足にも書いたが、本当に江津市でも問題の様で、済生会病院も30人の看護婦を募集している様だ。
先日も、間接的に看護婦募集に関わっている友人が
「どこかに、看護婦さんいないかな?山藤のHPでも募集していると書いてくれない?」
「HPに書くのは簡単な事だけど、これだけ看護婦不足の報道もされている訳だから、元看護婦さんも、手をあげればすぐ働ける事は知っているはず。にも係らず復帰しないのは、何か問題があるのでは?看護婦資格を持っている方に、現場復帰出来ない理由を聞いて、その対策をする努力も必要ではないかな。」と話した。
更には、薬剤師も不足の様だ。
高校の同級生の薬剤師から、
「どこかに薬剤師いないか?心当たりがあったら宜しく頼む」との連絡があった。
聞いてみると、島根県では、薬剤師も不足していると言うのだ。
この事は、知らなかった。
しかし、医者、看護婦、薬剤師どれを欠いても困る。
どれも、「じゃ、私がと言うわけにもいかない職業だし・・・。」
今までは、医者嫌いでも何とかなって来たが、そろそろ医療機関に世話になる年齢に近づいた。
益々、高齢化の進む田舎では大問題だ。
川崎時代にも、市立病院がなくなると署名運動もおこっていたが、とは言っても車で30分以内に大学病院とかの総合病院は4つ、5つあった。
ここは、済生会が無くなると総合病院がゼロになってしまう。
大問題だ。
問題だ、問題だとしか書けない、なさけない状態ではあるが何とか対策を打っていただきたい物と思う。
花田屋 様
適当なコメントがしにくい問題です。
元気に長生きをしたいと思う人がいる。
医療体制の充実を図って欲しいと思う。当然だと思います。
医師がいる。
その人はなぜ医師になったのかは千差万別。
ボランティアではありえない。
看護士がいる。
“白衣の天使”と呼ばれたのは古の話。
今は8Kとも言われている。
薬剤師がいる。
もう、続きの話は一緒だと思う。
医療の根底にある本質的な問題をいろんな角度から論じないと
「困っているんだから何とかしてよ」では、進む話も進まない。
三歳からの同級生様
そうなんですよ。適当な事は書けないのです。
>医療の根底にある本質的な問題をいろんな角度から論じないと
「困っているんだから何とかしてよ」では、進む話も進まない。
おっしゃるとおりです。
医学部の定員が少なくなっているとはいえ、毎年何人かが国家試験を通過しているはずなのですが・・・・。
日本の人口と医学部卒業生と実質医者になっている数のバランスがいつのまにか崩れたのでしょうね。
合わせて、看護婦、薬剤師も言う事は、8Kとも9Kとも言われる職場に原因があるのでしょうか?
はたまた、医療ミスに対する裁判沙汰が多いのも関係しているのでしょうか?