1月162013

またまたB787

今日(1/16)は、明け方晴れていたものの、午後から雨が降り始める天気でした。
子供の頃であれば、この雨も雪だったのかも?
最近は、めっきり雪となる日は少なくなった。
しかし、明日は午後から雪の予報。

 

今日、宇部空港発のB787が、バッテリーの不具合らしい煙が出て、高松空港に緊急着陸。
乗客は、非常用シューターを使って、機外に避難したとのこと。
乗客は、生きた心地がしなかったはず。

日本航空と全日空は、B787の運行を急遽取りやめ全面点検をすることにしたようだ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130116-OYT1T00547.htm?from=main1

昨日、この事件を取り上げた時は、それまでの不具合は、個別箇所の様であったが、バッテリーに関しての不具合が2回目で、かつ2回とも火災になりかかっている。
これは、問題が解決するまで、運行を強制停止にさせるべきではないかと思う。

日本航空、全日空ともに、機体の全面点検を実施する様ではあるが、これには限界がある。
今回のバッテリーにしても、何かの運用において発熱している可能性が高く、この様な場合、静特性試験では発覚する可能性は低い。動特性試験を行う場合、現状ついている以外のセンサーを設置する必要もあり、かなりの時間も有するはず。

B787の大きな特徴として、機体をカーボン素材にした事と、電気制御範囲を増やしたことが上げられている。
ニュースでは、「電気回路にしたことにより、より複雑化している。」というような報道もされているが、一概にそうとは言えない。
以前の事故で、燃料ラインのバルブの開閉が逆だったとのトラブルも報告されていて、それがその一例ではあるが、その変わり適切でかつ、迅速な制御が可能になっているはず。

開発が遅れ、細かい試験、意地悪試験が少なかったのではないか?と疑ってしまう。
是非、適切な確認、試験を行い、安全確保が出来た上で、運行再開になる事を期待したい。

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