3月212013

やっぱりネズミ・・・。

今日(3/21)は、晴天だが、風が少し冷たく気温も10度程度だった。
午後から江川沿いを上り、桜江町まで出向いたが、桜が咲いていた。
帰りに、松川町にてパチリ。

上の写真の手前の木の開花状態が下の写真。
2分咲きというところだろうか。
島根県の開花宣言は出ていないが、陽だまりになっている所は、既に開花している様だ。
桜の花を見ると、心躍るのは不思議だ。

 

福島第一原子力発電所で9設備の電源が一度に落ちる事故が発生し、昨日(3/20)に全復旧したとの報道。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130320-OYT1T00472.htm?from=top

更に、その原因がネズミらしいと発表。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130321/t10013340431000.html

やっぱり。
私も、ネズミがケーブルをかじってトラブルになった経験がある。
かじったり、端子台を短絡させたりすることは、良くある事。今回は短絡の様だ。
というのも、配電盤の中は温かいので、ネズミが住家にするのだ。
通常、配電盤にケーブルを引き込む穴のケーブルの隙間から侵入することが多く、その口はパテにて固める事をおこなっている。
今回の事故になった配電盤が仮設だったという事から、その処置が不十分だったのではないか?
画像を見ると、雨よけのビニールが貼ってある程度。
2年もの間、あの仮設は駄目だ。

その前に、いただけなかったのが、仮設配電盤で、そこから重要部分9か所に分電していた事。
おそらく、津波にて電源喪失した時に、とにかく電源。ということで接続して以来そのままになっていたのでは?
その仮設も、緊急対応だったはずで、原発の仕様に耐えられるものだったのか?
何かの改造工事をするために、今回事故が発生した配電盤の上部の配電盤が繋がれていた様で、今回の短絡にて、電源喪失した箇所が増える事になった様だ。

機械的なトラブルに比較し、電源系のトラブルは少ないが、重要回路は二重化にすることは常識。
復旧途中である事は認めるし、直接原因は、ネズミだったかもしれないが、重要な電源系統の不適切な回路が原因だったと言わざるを得ない。

今まで、電力会社を擁護するのではなく、あまりにも極端な報道は否定してきたが、今回はいただけない。
自社の基準に適合させていれば、今回の事故は発生していないはず。
今一度、緊急対応にて処置している回路を自社基準に照らし合わせ、再確認を実施してほしいものである。

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