8月222009
雇用促進事業での講義 その3
8/21 以前から何度か報告している”雇用促進事業での講義”を行いました。
今回は、頼まれた時間数が、3時間。
受講者は、毎回同じではないが、3時間の講義を受けるだけでは、なかなか辛いものもあろうかと、事務局に
「演習として、討議をしてもらうことは可能ですか?」
「問題ないですよ。」
との事で、討議セット(模造紙、付箋紙、マジック等)を準備してもらった。
参加者は、70名程度。
問題点抽出法の一つとして特性要因図を用いた演習とした。
「特性要因図を使って今まで討議した事がある方?」
と聞いたところ、手が上がらない。
「ブレンストーミングを知っている方?」
これまた手が上がらない。
いきなり演習は、辛いものがあるかと心配したが、やっていただくしかないかと、事前に準備した例題を基に多少の説明を行いスタート。
問題点は、様々の企業の方がおられる事もあり
江の川が有効活用されない原因は? 1)生産品、2)観光の何れかで。
について討議を行っていただいた。
着席されている場所により、大体10名程度を目途に7Grを作り、開始してもらいました。
最初は、お見合い状態のGrも、その内リーダ役に指名された方が動き始めてくれ、何となく各Gr共に討議が始まり、規定時間内に何とかまとめていただいた。
最後は、討議結果をリーダに発表していただいた。
TQCとかの小集団活動を展開している会社では、特性要因図を使った問題点抽出は、新人の頃から何度と無く体験し、当たり前の事と思いますが、中小企業ではなかなかその教育も出来ていないのが事実。
何とか、自社に戻り、自社の問題点等を整理する際に使ってもらえるとありがたいのですが・・・。
特性要因図は、どうかするとお絵かきになってしまうが、本気で取り組むと奥深く、優れたツールだと思っている。
出た問題点に対して、数値化等が出来ると更に真の問題点を絞り込む事が出来る。
問題点の抽出するだけでは、討議が暗くなってしまいそうですので、今回抽出した問題点の解決策も特性要因図を用いて整理する事を行ってもらう予定にしている。
何度か、体験してもらわないと本当に良い討議にはならない。
今回の写真のお顔の部分には、著作権上モザイクを掛けさせて頂きました。
やはり、BSの経験も無い状況ですか・・・?
小集団活動=QCの初期コースから、あわてずに、ゆっくりいこら(紀州弁)の社会から、取り組む事が必要かな・・・?
特性要員図=魚の骨→問題意識を如何に摘出出来るのかよりも、改善意識を持たす方が、先なのかも解りませんが・・・?
まずは、現状把握への意識作りからが、大事かも・・・?
それから、BSの結果を人前で話す事による、問題意識の共通化を図る必要があるのかも・・・?
時間を掛けて、取組む事が大事→大変でしょうが頑張って下さい。
都会に近い田舎の先輩より様
おっしゃる通りだと思います。
経験した事がある方は何人かはいらっしゃるようでしたが、全ての方がそのスキルを持った状態にならないと、その会議も上手くいかないと思います。
時間は掛かると思いますが、色々な方面から取り組んで行きたいと思っています。
追伸、特性要因図の因の字が間違っていました…ネ→御免…?
特性要因図は、分類方法を間違えてしまうと違う方向へ行く場合があるので、BS=ブレンストーミングをシッカリやる事が、大事だと思います。
KJ法の川喜田二郎氏が、現状や現場の状況を良く認識した上で、共通課題を整理してから、テーマを発掘するのが一番だと、良く言っておられましたョ・・・?
皆さんと楽しみながら遣るのが一番かな、頑張って下さい。
花田屋 様
おーい、飲み会はいつだー?(^^)/
早くやろうで!
京浜東北線です。今日は大阪日帰り出張。
朝、寝過ごした。2時間遅刻です。
都会に近い田舎の先輩より様
おっしゃるとおりです。
分類のレベルが異なったりしていると、違うところに行ってしまう事や、話しているうちに解決策をイメージし、勝手にその方向に行ってしまう事等、話する上での全員の定義をしっかりする事が重要だと思います。
受講していただける方と楽しみながら頑張ります。
三歳からの同級生様
飲み会となると、反応が早いですね。
2時間遅刻とは・・・・。
日曜日ですのに、大阪日帰り、ご苦労様です。
こんばんは
21日の講義、お疲れさまでした。
今回は仕事で参加できなくて残念でした。
でも、仕事があることは喜ばなければいけませんが・・・
今回は特性要因図を用いた演習という事でしたが
都会に近い田舎の先輩様の言われるように
まずは、改善意識を持つことが大切だと思います。
その為にも社員教育や自己啓発が大切だと思うのですが
そこまで、意識が向いてないのが現状です。
せっかく、補助金を貰いながら研修を受けることが出来るのに
勿体なく思ってます。
masashi様
そうですね。仕事がある事は喜ばしい事です。
意識改革を、問題意識を持つ事が重要です。
仕事が、忙しくなると、その意識を忘れがちになりますが、今回のリーマンショックの様な、大きいリスクや、日々の小さいリスクに耐えうる様に、全社の意識が同じ方向を向く事も大事だと思います。
私の講義は、一つの流れで組み立てて行く予定ですので、都度以前の講義ほ振り返りながら、色々な手法で、問題の整理方法等を伝えて行きたいと思いますので、もし次回受講される時でも、違和感無く聞いて頂けると思います。
受講せずに、仕事が出来る方が精神的には良いのかも・・。