10月012009

1票の格差

投稿者: 20:12:25 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

物心付いた頃から、1票の格差の裁判が繰り返し行われている。

今回も参議院選挙での4.86倍が議論になった。

http://www.asahi.com/national/update/0930/TKY200909300222.html?ref=rss

最高裁は、合憲としなからも、「大きな不平等」と述べた様だ。

私が子供の頃の、中選挙区では島根県の衆議院定数は、4人か5人。
今や、この格差が元で、小選挙区は2つ。
つまり議員数が半分になったのだ。

確かに、選挙に於ける1票の重みは平等で無いといけない。
選挙区内だけれで言うならば、1票重みは同じ。

今回の論議は、選挙区格差。

選挙区格差は、人口密度の問題。
それだけで良いのだろうか?

例えば、土地の広さ係数、農水産物生産高係数だの要素を加味する必要があるのではないかと思う。
国は、人だけでは成り立っていないはず。
地方は、国を支える台所でもある。

地域格差が、ここ数年論議されているが、1票の格差も同じではなかろうか?

この手の、違憲と告訴するのは、都会の弁護士だの地方が見えていない方が、ほとんどの様な気がする。

地方の交通量の少ない、高速道路は、不要議論と全く同じ。
こんな単純な事ではない。

議員の数が増えれば良いと言う物ではないが、あまりにも少数になると、地方の声が国会に届かなくなる。
この議員定数の決め方を人口比だけではなく、他の要因も含めた物に改正できないものだろうか?

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