7月092015
参院選、隣県統合の2合区導入
今日(7/9)は、天気予報が外れ、朝から晴れ。
しかし、台風の影響か、とにかく蒸し暑い。
室内でも、あちこちが汗をかいている感じ。
参議院の隣県合区が島根と鳥取、徳島と高知で実施される事となりそうだ。
http://www.asahi.com/articles/ASH7877M4H78UTFK01H.html?iref=comtop_list_pol_t
以前から「1票の格差」が違憲とされてきた問題の是正策。
人の頭数で考えた時の1票の格差は、当然いま論議されている通りであるが、それで良いのだろうか?
今から、地方創生をしなければならないのに、益々地方の意見が届きづらくなる事で良いのだろうか?
色々な検討会、催し等も県単位で実施される事が多く、県をまたぐ物は少ない。
地方TV報道は、島根と鳥取共同で対応している物も有り、多少は鳥取の事は認識しているが、政治的な問題等の認識は皆無。
そんな事もあり、島根で言えば鳥取の方が当選した場合、島根の事をどれだけ伝えてもらえるのか?
県政、国政と区域割が異なる事は良い事なのだろうか?
以前から、頭数だけでは無く、土地の広さ等の指数も鑑みた区域割が必要ではないかと、何度か書いてはいるが、それが無理であれば、道州制の導入とか、他の施策と合わせたものが必要ではないかと考える。
ほぼ決定事項の様で、次回の参議院選挙から導入される。
しっかり、その変化を確認していかなければならないと思う。
2合区になってしまう県民の独り言でした。
> 今から、地方創生をしなければならないのに、
> 益々地方の意見が届きづらくなる事で良いのだろうか?
全くそのとおりですね。
だいたい、「1票の格差」をなくすという議論は有権者ごとの票の価値を同じにするという話で一見妥当に思える話ですが、別の見方をすれば、有権者の多い選挙区の方が有権者の少ない選挙区よりも価値があるという話につながっていくと思います。
これでは有権者の多い大都市に「一極集中」していくのは当然で、花田屋さんの言うとおり、地方創成どころか有権者の少ない共同体は疲弊し、「消滅」を待つばかりです。
それぞれの共同体がそれぞれにその価値を認め合い、それぞれの共同体の代表者が国全体のこれからを話し合い、国の資源配分を決めていくという方向でいかない限り、地方は「消滅」し「東京」だけが孤立するという話になってしまいそうですね。
住永家様
>別の見方をすれば、有権者の多い選挙区の方が有権者の少ない選挙区よりも価値があるという話につながっていくと思います。
国会議員の投票となると、そういう事になると思います。
>それぞれの共同体がそれぞれにその価値を認め合い、それぞれの共同体の代表者が国全体のこれからを話し合い、国の資源配分を決めていくという方向でいかない限り、・・・・・。
そう思います。
地域の価値は、人口だけでは無く、都会への色々な物を供給している事を無視されている気がします。