12月052015
「カグラージョ」が元気
今日(12/5)は、朝から1日中曇天。
風は弱まったものの、冷たく感じる。
しかし、気温は12度程度に上昇した様だ。
このあたりは、石見神楽と言われる奉納神楽を舞う社中が江津市だけでも20程度有り、石見地区では100を超す。
観光協会のHPによると「石見神楽とは島根県西部(石見地方)に古くから伝わる伝統芸能で、その年の豊作や豊漁を祈願し神々に捧げる歌や踊りのことをいいます。」とあるが、海沿いの居住地には、社中はほとんどなく、江津町(私の居住している地域)にも無い。
しかし、神社の秋祭りには、必ず神楽社中が来て、夜通し神楽が行われていた。
その為、その神楽のリズムは、体の中にはある物の、数ある演目の詳細は判らないし、当然自分では舞う事が出来ない。
そんな関係か、江津でも神楽大好きな層というか、自ら舞う事も出来て生活に根付いている層とそうでもない層に2分されている。
そんな中、神楽が好きな女子が色々な活動をされている。
そんな方々を最近の呼び方の「**女子」とか「**女」を使って、「カグラージョ」と呼ぶらしい。
その「カグラージョ」たちが撮影した写真展が江津本町甍交流館(昔の江津役場)で「カグラージョ熱視線」として開催されていたので覗いてみた。
行くと、以前から知り合いの「カグラージョ」のリーダーのSさんが居て、色々と話もさせてもらった。
彼女は、小学生の頃に子供神楽社中に入っていて、今でも子供神楽社中の面倒を見ていると聞いている。
写真は、石見和紙に印刷されていて、力作揃い。
神楽は、一般的に薄暗い中で踊る事が多く、動きがあるだけに、難しい。
写真の中に、島根応援団のEXILEのサインがされているものもあり、めくって見せてくれたが、その写真を取り忘れた。
最近では、EXILEのメンバーが、ツアーで石見神楽の大蛇が8頭登場する石見神楽を舞ってくれたり、島根の宣伝に力を貸してくれている。
石見地区では、石見神楽を観光の目玉としている。
「カグラージョ」が活躍する事で、伝統芸能が守られる事は、歓迎したい。
子供神楽に、女の子がいるのを見たことはあるが、祭りの奉納で女性が舞う事はあるのかな?
元々女人禁制なのだろうか?今度聞いてみよう。
伝統芸能を守るのに、女性にどんどん入ってもらっていいと思うのだが・・・。