2月012016
喫煙シーンは、成人映画
今日(2/1)は、時折雨が降る、安定しない天気。
世界保健機関(WHO)が、喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した。と。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160201-OYT1T50138.html?from=ytop_main3
宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」も喫煙場面が多く、WHOの勧告に従えば「成人向け」指定の対象となるとみられる。と。
WHOは、凄い所に突っ込んできたものだ。
映画ではないが、NHK大河ドラマなども成人指定になる可能性があるとなる。
過去は、何ら問題なく嗜好されていた物を全否定して良いのだろうか?
「あの当時は、体に悪いものとは判っていなかったの・・・。」との教育もあるのではないか?
私は非喫煙者です。これは煙草に限ったことではないと感じます。
たとえば我々が実体験している昭和30年代の映画を撮る場合、「喫煙者がいない」では30年代ではなくなってしまう。今は筒井康隆の小説を思い起こさせる状態になっている。(最後の喫煙者)
ネットを見てみるとこのページが冷静に書かれていた。
http://aienka.jp/articles/020/
(草野球好きは人前でバットを振り回さない・・・のくだりは納得)
嗜好品は人生に必要なもの、100年以上前の森鴎外のこの言葉は納得。
「藥は勿論の事、人生に必要な嗜好品に毒になるような物は幾らもある。世間の恐怖はどうかするとその毒になることのある物を、根本から無くしてしまおうとして、必要な物までを遠ざけやうとする。要求が過大になる。出來ない相談になる。」
— 森鴎外「藤棚」、『太陽』第18巻第9号、1912年
千葉の旧友様
確かに、タバコに限った事では無いですね。
>昭和30年代の映画を撮る場合、「喫煙者がいない」では30年代ではなくなってしまう。
確かに。
>「藥は勿論の事、人生に必要な嗜好品に毒になるような物は幾らもある。・・・・・・」
鴎外の言葉にも納得ですね。
日本は、WHOの勧告に従うのでしょうか?
先ほどのLINK先の右側にいろいろな人が意見を述べています。
一々ごもっともです。是非一読ください。
千葉の旧友様
右側までは、気づいてませんでした。
色々な方が、述べておられますね。
2,3人読みましたが、ごもっともと思える物が多いですね。
「喫煙」に関して、ここまで敏感にならなくても良い気がするのですけどね。