3月292016

AIの進歩

今日(3/29)は、曇りがちで日中は、風が強かったものの、気温はそこそこ上昇。

 

 

先日、人工知能(AI)囲碁ソフト「アルファ碁」と、世界トップ級の韓国人プロ棋士による5回戦が行われ、4勝1敗で、「アルファ碁」の勝利。

http://www.sankei.com/world/news/160315/wor1603150042-n1.html

驚きの進歩。

人工知能なんて言葉を認識したのは、25年ぐらい前だったか、仕事でそれらしき物が導入し始めた頃だった。
とは言っても、当時は、膨大なデーターベースから、ある定義で結論を導き出す程度の人工知能だと言えるレベルでなかったかな?

それをベースにして、どんどん進歩し、ここまで来たかと思う。

 

しかし、弱点も露呈したとも・・・。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98496540W6A310C1000000/

一つは、AIが明らかに誤りと思える判断を出力した場合にも、その原因の解析が極めて困難であることだ。と。
膨大な量の解析を人間が解析できない事は、暴走した場合には、手の打ちようが無いという事か?

もう一つは、高度に訓練されたAIは、例え結果的に正しい判断であっても、人間にはまったく理解できない行動を取る場合があることだ。と。
今回の様に、囲碁であれば、プロセスで人間が解析ないとしても、結果が勝利となれば、OKと言う事にはなるが、時によっては問題になる事も?

 

 

その問題が出たのが、下記の記事。

http://www.excite.co.jp/News/odd/Reuters_newsml_KCN0WU055.html

この人工知能は、対話を通じて「より賢く」なる予定だったが、一部のツイッター利用者が意図的に教え込んだ反ユダヤ主義などの憎悪発言を模倣するようになり、運用が停止されたと。

素人考えだと、「その言葉は、使ったら駄目」と教えれば良い様な気もするが、上記の事も有り、そのぐらいの事では、払拭出来ない状態になったのだろう。

こんな事が、色々なところで発生すると、問題が大きくなる。

 

とは言っても、人工知能を使った、医療サポートシステムも開発されている様だ。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20160328-OYT1T50138.html?from=ytop_main8

医師の知識にも限界があり、これは素晴らしいサポートになると思われる。

このシステムを使うと、医師不足の解消になるかも・・・?
治療室に入ると、ロボットが居て
「どうしましたか?」と聞かれ、
採血結果の説明をされ、
「運動不足です。しっかり運動しなさい。」なんて注意される事に・・・・?

良い様な悪い様な?

 

まだまだ、進歩途上の人工知能だと思うが、近い将来、もっと身近な物になる事だけ言える。
ロボットに使われる日がどんどん近づいているかな・・・・?

4件のコメントがあります。

4 件のコメントがあります。

  1. K Yamashita 2016/03/30 10:31:08

    この種のAIはいい方に使えば人類の進歩に貢献できるけど・・・。
    マイクロソフトのこのAIは、使い方次第で政治的なプロパガンダに利用できることを如実に示している例ですね。
    科学技術の進歩がもたらす負の部分ですよね。

  2. 花田屋 2016/03/30 12:16:28

    K Yamashita様

    コメントありがとうございます。

    そうですね。
    いずれの進歩も、良い部分と悪い部分がありますね。

    AIに関しては、良い部分がたくさん出てくることを期待したいと思います。

    >政治的なプロパガンダ・・・・

    確かに、利用できる可能性はありますね。
    そのような事がブロックできるシステムも、併行して研究・開発してほしいと思います。

  3. 千葉の旧友 2016/03/30 23:43:51

    ここに書き込まないと連勝すると思い休んでました。
    全試合勝っては面白くないですからね。

    AIの話

    人間が快適に住むことができる自然豊かな地球を作る

    地球の自然を壊すものは人間

    人間を排除

    ターミネーターの世界です

    ぜひAIの一番の優先順位にアトムの頃からあった「人間を傷つけない」をプログラムすることを忘れないでください。

  4. 花田屋 2016/03/31 9:16:18

    千葉の旧友様

    なるほど。初の1敗になってしまいましたね。

    >ぜひAIの一番の優先順位にアトムの頃からあった「人間を傷つけない」をプログラムすることを忘れないでください。

    そう思います。

    とは言っても、なかなか上手くいかないのも事実かも・・・。

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