6月292016

東京にて感じた事

今日(6/29)は、日中雨が降り続く、梅雨らしい天気。

 

先週、東京出張で、気になる事があった。
その気になる事に対する、他地域の取り組みの記事があり、参考にしてほしいと思う。

http://www.asahi.com/articles/ASJ6K5TZXJ6KUTIL04N.html?iref=comtop_latestnews_04

酒メーカーの部長は、「若者に受ける派手なラベルに」と言う思いで、酒蔵見学で来た東北芸術工科大(山形市)の教員たちに頼んだとの事。
しかし、その思いだと「誰も買いませんよ」。
見栄えや聞き心地の良さだけでなく、特徴が伝わる名称や、買い手の心を動かす「物語」が必要と言うことで、つや姫の特性から「温かくても冷めてもおいしい」という新酒のコンセプトを提案され、それに沿う商品名やラベルが考えられた。との事

そのほか、「酒屋では買わない」という学生の意見から、コンビニでも手軽に買える小ぶりな300ミリリットル瓶にし、価格も500円に抑えた。と。

 

先日、訪問した新宿NEWoManの1FにあるAKOMEYA TOKYO。

IMG_1466a

 

IMG_1467a
空きスペースが無いほど、各地域の商品が、並んでいる。
地域の産物を売るにあたり、特別なポップなどは無いため、お客さんが手に取る為の戦略が必要と考える。

山形の日本酒の様に、手に取ってもらうだけであれば、派手なパッケージで良いのかもしれないが、更にリピート客になって貰うために、美味しいことは勿論であるが、それを導くためのパッケージは必要であると考える。

 

 

新橋の銀座口の前に、LABI(ヤマダ電機)があった。
その店舗は、その昔新橋駅前にあったキムラヤの品揃えを移転した感じの店だったが、昨年中国の爆買いに合わせた店舗に変わっていた。
しかし、今回の上京時、その店がヤマダ電機のグルーブのツクモ電機に変わり、元のLABIに近いものに変わっていた。

店員に、聞いてみると「利益重視で、店を変えています。」と。
つまり、爆買い客が減少しているということの様だ。

為替の関係もある様だし、中国側で持ち込み品に関税が多くかかるようになっているらしき報道もあり、その影響もあるのだろうか?
観光客数は、それほど変化ないが、使う金額が少なくなっているとの記事も読んだことがある。

確かに、今回は土曜日のホテルも難なく確保出来たし・・・・。
銀座で、中国人の団体を見かけなかった様な・・?
昨年の同時期の出張の時は、大勢の中国人と出会っているのに・・・。

 

今頃、海外客の誘致にと組み始めた島根県は、「遅きに失する」にならなければ良いのだが・・・。
勿論、将来を踏まえ、中国以外も含め観光客誘致する事は、良いことと思うが・・・。

6件のコメントがあります。

6 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2016/06/30 9:30:42

    花田屋 様

    市場のニーズを把握して物語を描く。
    当たり前のことですが難しい・・。

    遅きに失する事はもちろんダメでしょうが、先を見すぎても解ってもらえない・・。
    “半歩先”なんだよね。

    事前期待<事後満足(評価)はリピーター獲得の公式ですが、期待値を計り違うから報われない努力になる。
    普段の姿勢が大事だよね。
    ABCの法則=A(当たり前のことを)B(馬鹿になって)C(ちゃんとやる)はやっぱり不滅です。

    八重洲にOPENした「ヤマダ電機・コンセプト館」、面白いですよ。
    次回は覘いてみたら。

  2. 花田屋 2016/06/30 9:49:13

    三歳からの同級生様

    流石。
    新市場を開拓している営業だね。

    > 事前期待<事後満足(評価)

    納得です。
    その為にも、ABCの法則
    素晴らしい。

    >「ヤマダ電機・コンセプト館」

    今度、覗いてみます。
    その後は、御社に行ってコーヒー休憩します。

  3. 千葉の旧友 2016/06/30 10:17:38

    日本酒備忘?

    久しぶりです。

    日本酒好きには名前と漢字だけのラベルでうまさが伝わって来ますから、特にラベルに惹かれることはありません。しかしあまり日本酒に接していない方にはラベルも重要なんでしょうね。

    ラベルではこのお酒が好きです。

    名前もラベルもめでたい感じのお酒です。
    味も誰でも好き嫌い無い感じでお値段も手ごろ、お使い物に最適と思ってます。
    開運 特別純米
    http://kaiunsake.com/item/153.html

    さらに夏限定では
    名前もラベルも夏向きのお酒。
    Ice Breaker
    http://www.sake-tamagawa.com/product/026.html
    この蔵イギリス人杜氏が食事の邪魔をしないお酒を作ります。
    私京都で一番好きな酒蔵。

    千葉のお酒も紹介します。
    私の好きな東薫酒造の
    二人静
    http://www.tokun.co.jp/%E6%9D%B1%E8%96%AB-%E5%90%9F%E9%86%B8-%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E9%9D%99/
    きれいなラベルでしょ!

    先日千葉そごうに千葉のお酒を買うつもりで酒売り場をうろうろしていたら販売員のベテラン女性が近づいてきて「こちらもおいしいですよ。しかも大吟醸で1400円」と勧められたのが
    越の誉 大吟醸生酒
    http://homare.ir.shopserve.jp/SHOP/63995/list.html
    うまかった! 夏らしい青いラベルでした。

    きりがないので 以上

  4. 花田屋 2016/06/30 14:24:43

    千葉の旧友様

    >特にラベルに惹かれることはありません。

    君みたいに、日本酒常連客の為ではないですよ。

    Ice Breaker
    これは、びっくりのラベルだし、瓶も鮮やかですね。
    でも、なんとなく安く感じますけどね。

    二人静
    まず、名前が良いですね。

    やはり、日本酒素人は、まずラベルや名前で選ぶと思います。

  5. 千葉の旧友 2016/06/30 18:38:25

    「二人静」
    東薫酒造には犬連れドライブで2009年にはじめて行って、その時聞いた話が「大女将さんと若女将さんが静という名前から二人静ができた」と聞きました。
    蔵にはゴールデンレトリバーのかわいい女の子がいてしっかりと看板犬を務めていました。その子はどぶろくが好きでTVにも出演したそうです。その子の名前が「しーちゃん(しずかちゃん)」と聞いたときは思わず微笑んでしまいました。

  6. 花田屋 2016/07/01 1:03:40

    千葉の旧友様

    そういう秘話ですか。

    私は、勝手に、「時には二人で静かに飲む酒」
    二人は、カップルでも、仕事仲間でも色々な場面で、静かに飲む時にお勧めかな?と・・・。

    大女将さんと若女将さんが”静”が付いたお名前でしたか・・。
    更に、ゴールデンレトリバーのお嬢さんも”静”でしたか。

トラックバック URI | コメント RSS

コメント