1月052017
セクハラ・パワハラと言わせない部下指導
今日(1/5)は、朝から曇りがちで、一時パラパラする時間帯も・・。
更に、年末年始が温かかっただけに、少し冷たい風が吹いただけで一気に冬が来た感じになった。
先日(元旦)に、ちょっと用もあり、東京時代の親友に電話すると、ついでに
「現場で役立つ!シリーズとして、第2弾が出たので、また読んでくれ・・・。」と。
という事で、早速アマゾンで購入。
「現場で役立つ!セクハラ・パワハラと言わせない部下指導 」
著 者 鈴木瑞穂
発行所 日本経済新聞社
価 格 1600円+消費税
彼は、以前の「現場で役立つ!・・・・・」の時にも、少々紹介しましたが、法律屋です。
この著書に書いてある略歴は、下記写真。
今回の本の題目からは、「セクハラをセクハラと言わせない指導方法」とも、読み取れるが、そうでは無く、セクハラかセクハラで無いかのグレーゾーンをそのまま、放置しておくのでなく、事例(彼は、法律屋なので、判例とでもいうのかな?)を付けて紹介しています。
昨晩、読んだ後に直接連絡して、少々本についてこの議論。
今までの、彼の本は、私の講義範囲外でしたが、役職者が間違った指導をすると「セクハラ・パワハラ」になる可能性や、本書で述べている「部下が、クレーゾーンを、それと判断してしまってしまう。」事等にならないように、話す事もあり、大変参考になる本だった。
「お前が、講義でこの内容を使う分には、著作権料は請求しないから。」とのお墨付きも貰った。
そのレベルにある方は、一読される事を勧めます。
中には、「俺の解釈と同じ。」と思われる方もおられるかとは思いますが、世の中、我々がサラリーマンになった時は、間違いなくOKだったものが、「一発レッドカード」となる事例もあり、確認する為にも、一読をお勧めします。
田舎の中小企業は、この様なコンプライアンス教育は、当然遅れています。と言うか成されていない状態です。
法律的な解釈ではなく、「部下を指導する際の注意点」として、利用させてもらう予定です。
40年前から、色々な議論するに、ほぼ一致する事の無かった、感性の違いのある私と彼。
更には、ガチガチのサラリーマンだった私と、大手コンサル会社の管理部長になったとは言え、その職に馴染めず転職を繰り返した彼。
今頃になって企業教育と言う土俵で、お互いが「先生」と呼ばれる立場になり、共通の認識が出来るとは・・・。
「不思議だね。あの頃は全く考えられなかったことだ・・・。」と昨晩は意見の一致を見ました。