花田屋

6月012017

「再生エネ１００％」電気販売へ

今日（６／１）は、朝から曇りがちで、それほど気温は上がらなかったものの、蒸し暑い１日。
夕方からは、雷を伴った雨。
時折、強い雨脚の時間帯もあったが、総雨量は２０ｍｍ程度。
５月は、ほとんど降っていなかったので、焼け石に水と言った感じ。

今日は、午前中、地場産業センター主催の５Ｓリーダー研修。
今年で、始まって７年目。
今期は、７社１１名が受講。
１回目の講師として３時間講義を行った。

東京電力ホールディングスは、「再生可能エネルギー１００％」をうたう電気を家庭向けに売り出すと発表した。と。
http://www.asahi.com/articles/ASK6152CHK61ULFA01C.html?iref=comtop_latestnews_03

東電の新プラン「アクアエナジー１００」は水力発電の電気だけを販売する。と。
とは言っても、本文にもある様に、送電網には、火力や原発でつくった電気と混ざって家庭に届くので、実際に水力の電気だけを使うことはできない。
更に、東電の主力料金より２割ほど高い。

水力発電は、火力、原子力同様、精度の高い良い電気。
ただし、精度の良い電気の中では、発電コストが高い。
それ故、「電気代を２割ほど高くする。」と言う気持ちは判らないではないが、お隣と全く同じ電気を使って２割高いのは、どうなのだろうか？

東電が、だます行為をするとは思わないが、今後出てくる新電力会社が、「同様の説明で高い料金を請求する。」という事が罷り通る事になるのではないかと？

現状の電力網は、すべての電気を一つの器に入れ、そこから各家庭に分配している構図。
そろそろ、電力網改革も必要になって来たと考える。