6月052018
東芝PCがシャープへ
今日(6/5)は、朝から曇りがちで、お昼前からパラパラしはじめ、しっとりした雨が降り続いた。
いよいよ、梅雨入りの発表があった様です。
数日前までの週間予報は、5日6日は雨、しかしその後は晴れマークだったものが、梅雨入りの発表があると1週間がほとんど雨マークへ。
これから約1か月半は、我慢の日が続くのかな?
東芝のPC事業が、シャープへ売却される。と。
https://www.asahi.com/articles/ASL6475CYL64PLFA00M.html?iref=comtop_list_biz_n02
一時期、「富士通と一緒になる。」なんてニュースもあったが、今回は決定事項の様だ。
「Dynabook」の商標が無くなるのかな?
驚いたのが、その売却価格。
50億円との事、なんとなく安いと思うのだが・・・・。
もうちょっと安ければ、私が買える価格?宝くじが何回か当たったら・・・・。
Dynabookは、販売台数が世界一に輝いたヒット商品だったのに・・・・。
少々寂しい。
「Dynabookの歴史」で検索してみたら、8年ほど前の東芝レビュー(東芝技術誌)の記事が出てきた。
https://www.toshiba.co.jp/Dynabook
3ページ目に、Dynabookの変遷が写真で紹介されている。
1986年発売のJ3100シリーズは懐かしい。当時は、大変高価で、一つの課で1台程度だったかな。
プラズマディスプレイで、オレンジ色の書体。その次は緑の文字になった。
1990年代に入り、一人1台になった。
写真のいくつかは、実際に使っていた。
自宅用として購入したのは、1984年頃で、SS433シリーズ(その中の最も安いタイプだった。)
その頃から、PCは、無くてはならない物になった気がする。
1995年頃、モバイルと言う言葉が誕生し、仕事用でモバイルPCを持ち歩くようになった。
当時は、まだ重かった。
当時は、PCは高価で、社内の各所でPC盗難が相次ぎ(引っ越し業者等ではないかと・・・?)、鍵付きになったと記憶していている。
更に、守衛所でPC持出検査が行われた。
他の事業所から持ち込む時は、持ち込み書を書き、帰りにもその提示をする必要が有った。
Uターン時には、最新版を購入した事を記憶している。
その後、仕事がら、モバイルPCも購入し、Windowsタブレットもお遊びで購入。
それぞれを5,6年に1度、買い替えているので、サラリーマン時代も含めると30台程度のPCにお世話になったのではないかと・・・?
それがすべてDynsbook。
今の自宅用のPCは、Windows7から10に更新したもので、安定感が良くない。
2週間に1度程度のバックアップを行い、何とか使っているのだが、最後のご奉公で購入するかな?
白物家電に始まり、TV、PCと中国、韓国などに価格競争で太刀打ちできない状況にあり、オール電気メーカと言う言葉が、死語になっている。
ハード品は、海外に任せ、第四次産業革命と呼ばれ始めている、「AI、IoTの技術改革」のトップメーカーに変貌していってほしいと思う。
花田屋 様
今日は(正確には昨日)はこの話題だなと思ってました。
当然思い出は尽きませんよね。
弊社にも東芝関連会社のOBがいますが、彼のPCは当然のごとくDynabookです。
(SONYのOBはsurfaceですが・・ww)
最後のご奉公して下さい。
・・オール電気メーカと言う言葉が、死語になっている。
↑
これだけ広範囲に開発競争や価格競争が進むと、最終製品で総合メーカーという図式は既に無いですよね。
1社での一話完結という仕事も難しい。
今、新しい教育を”オールジャパンで!”というプロジェクトが立ち上がっていますが、言葉で言うのは素晴らしいし簡単ですが、産官学の協業もなかなか一筋縄ではいかないですね。
明日から「東京おもちゃショー」@東京ビッグサイトです。
先ほど、雨の中を前日搬入部隊がトラックで出かけていきました。
頑張れ!
三歳からの同級生様
別の新聞ですと、Dynabookの商標は、継続との報道もありました。
どうなりますか?
我々が、サラリーマンになった頃に、「パソコン」と言う言葉が誰もが知るところになり、その後タブレット、スマホへと発展していく過程を見てきたわけですからね。
>これだけ広範囲に開発競争や価格競争が進むと、最終製品で総合メーカーという図式は既に無いですよね。
一つの時代の流れだと思います。
まだまだ、電機メーカーの改革は、進んでいくでしょうね。
次は、自動車メーカーかな?
>産官学の協業もなかなか一筋縄ではいかないですね。
言葉は素晴らしいですが、それぞれの考え方のベースが違うのが、問題と思います。
>「東京おもちゃショー」@東京ビッグサイトです。
頑張れ。
Dynabookが生き残れそうで良かった。
東芝がDynabookを発売したとき「良い名前をパクったな〜」と思いましたが、それまでの巨大なラップトップ型から持ち運び可能な20万円程度のノートPCが出てきたことに狂喜しました。
当時、私は会社にデスクトップパソコンの最上位機を購入してもらい使っていました。当時二百数十万円(ソフト込)の価格でした。
各メーカー固有のPCからIBM互換PCに移行させる時期でした。
私はPC導入の決定・推進担当でした。系列の東芝やユニバック(ユニシス)でなく富士通機を導入しておりました。
(日本語印刷可能なホストコンピュータを富士通に変更したことに伴いパソコンの代理店契約も結びました。)
私自身はノートパソコンとして富士通機よりもPANA,LENOVOが耐久性に優れ、好んで使い続けておりました、残念ながらDynabookは一度も利用しておりません。しかしDynabookは世界に誇るブランドですので生き残れることは喜ばしいことです。
千葉の旧友様
おそらく、Dynabookの技術部隊の方々も、当面は有期出向で行かれるはずです。
数年後に、そのまま転籍するか、東芝に戻るかの選択になると思います。
Dynabookを作って来た誇りも引き継がれる事となり、会社が変わっても、やりがいがあるかと思っています。
君は、仕事がら色々なPCを使ったり、仕様を検討したりしているかと思います。
PCの進歩は、仕事の改革の一つだったはずです。
これから、益々どう変化していくかが楽しみです。