6月262018
石見神楽が日本遺産?
今日(6/26)は、朝から日差しがあり、とにかく蒸し暑い1日。
夕方には、下記地震がありましたが、私の住んでいる所は、震度2との事。
「2018年06月26日17時03分 発表
地震発生時刻 2018年06月26日17時00分
震源地 広島県北部 北緯34.9度 東経132.9度 深さ10km
地震の規模 M4.9
【震度2】江津市江津町 江津市桜江町川戸」
実は、車に乗っていて、地震を感じていませんでしたが、どんどんメールが入って来ていたので、「何かあったか?」と思っていました。
自宅に到着し、メールを確認して、地震の事実を知った次第。
とりあえず、この辺りの被害は無かった様です。
今日の朝刊にびっくり記事発見です。
浜田市が中心となり、”石見神楽の日本遺産”を目指すとの事。
石見神楽は、この辺りの山間部での農作物の奉納等をする際に舞う神楽です。
最近は、海側にも社中があり、子供神楽も盛んに行われている様です。
地域には、いくつもの社中があり、それぞれの社中に熱狂的なファンもいらっしゃる様です。
地元に社中がある方は、若い時から当然の様に社中に参加し、伝統を守ろうと活動されている様です。
しかし、私の住んでいる所の様に社中が無い所では、その熱は明らかに低いと感じます。
地元の伝統芸能が、日本遺産に登録される事は、地域のPRには、欠かせないものになり、観光資源にもなると考えられ、歓迎はしたい。
熱が低い地域で育った私が、語るべきではない気もするが、以前から気になる事が・・・。
石見神楽は、元々神社への奉納の舞い。
つまり踊り手はプロではない。
各所の秋祭りや、イベントに参加する事も、ほぼポランティア。
万が一、日本遺産になり、石見神楽を目指して観光に来られる方が増えたとしても、周辺の宿泊設備、商店等は、利益が出る可能性があるが、舞っている方は、まったくのボランティアになる可能性があるのです。
石見神楽を目指して観光に来る方がいるのであれば、舞っている方をプロとして、どこかで給与(それ相当の謝礼)を払う仕組みが必要ではないかと・・・。
石見神楽を実際に舞っている方に聞くと、「神楽を舞う事が好きで、続けているが、観光の目玉として借り出されるのは迷惑」と言っていた方もいた。
日本遺産になった時の事も、考えておくが必要があるのではないかと・・・?