3月092008

生命保険会社も・・・・!!

携帯電話が鳴った。
「M生命のHですけど、先日は契約更新ありがとうございました。
ところで、先月の引き落としが出来たかどうか、確認したくて電話しました。」
「えっ?おっしゃている意味が判りませんが・・・・?」
「先月、27日に口座引き落としがされたと思いますが、
その確認が支店で出来るのに、もう数日掛かるので、
口座の残金があってきちんと引き落とされたかどうか、確認する様に指示があったもので・・・。」
「何を、言ってるか判っています?」
「えっ」
「それは、私に信用が無いと言っている事と同じですよ。
口座番号が違っている様で引き落とし出来ませんでしたので確認下さい。ならまだしも。」
「・・・・・」
「今まで何年、貴社は私の口座から引き落としているのですか?
一度も落とせなかったことは無かったはずです。
会社を辞めたら、信用が無くなったと言うこと?」
「・・・・・」
「今まで、銀行引き落としの契約を何件もやってきましたが、こんな確認電話をもらったのは初めてです。
口座の残金管理をするのは当たり前の事ですよ。
管理できてなければ、今頃ブラックリストですよ。」
「いえ、そういう訳では・・・」
「保険会社は、色々と叩かれ、厳しくなっているとは思うけど、
こんな電話で、お客の気分を害しているようじゃ、貴社は長く無いですね。
どちらの部署の指示かは知りませんが、保険会社の意識は何か違っています。」
「大変済みませんでした。」

数分後に、更に電話があり、
「電話を切った後、廻りの人にも聞いたら、
“それは、失礼だわ”と言われ、支店長から電話してもらおうと思ったのですが、
出張で今週は居ないので、来週電話させますので・・・・・。」
「電話は、不要。
“こんな電話をしてくるのは、お客様に対する意識が違ってる”
言われたと報告してくれれば・・・。」

保険会社は、やはり腐っているのであろうか?
“申し出が無かったので不払いになかった”とか、”契約内容が不明確だ”とか相当叩かれた。
反省し出直すとの会見があったが、営業従業員教育には反省はおよんでいない。
不払いとか契約内容の件は、営業以外の部署管轄と言えなくも無く、
営業には
「不払いの件は、我々には関係ない。とにかく契約とって来い」との指示?

察するに、今回の電話は、他部門の指示ではなく、直属の上司か営業本人の判断での電話だと思う。
“契約はしたものの、口座残金不足で不払いになるものがあり、対策に苦慮しているのか?”
又は、
“契約したのに入金が無いと、営業成績とか営業自身の給与に響くのか?”
そんな事で、新規契約者(契約更新も含め)の引き落とし状況をフォローをしたかったのだと思う。
(”聞き方が、下手くそ”過ぎる。嘘も方便、何とでも聞けただろうに・・・。)

まったく自分本位だ。
これが、大手生命保険会社の末端営業の姿だとすれば呆れてしまう。
一番お客さんと接する部署だのに・・・。
自商品を良く見せる為だけのロールプレイングと契約書の書き方教育だけでなく、お客様に対する接し方の教育もしろ!!

しかし、こんな事は、日常会話でもあるのだろうな。
知らないうちに、他人を傷つける事。
注意。注意。

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