9月162018
渡部陽一さん講演会
今日(9/16)も天候が安定せず、更に蒸し暑い1日。
午後から、江津市市民ホールにて、戦場カメラマン渡部陽一さんの講演会が行われた。
この講演会は、市内の今井美術館にて、渡辺陽一さんの写真展開催中の、7/8に当美術館行われる予定だったが、西日本豪雨の為に、中止になっていた物を、彼の意向により、一部の写真展と講演会が開催された物です。
トークは、いつものゆっくり目だったものの、まるで一人芝居を見ているかの如く、舞台を動き回り、かむ事も無く約80分間しゃべり倒していた。
1部自己紹介、2部戦場写真で感じた事、3部質疑応答。
自己紹介で、会場が驚いたのが、彼の父上の里が島根県安来市との事。
大学の授業でアフリカのある部族の話があり、衝撃を受け訪ねた所、部族衝突で子供たちが殺害されている現場を見たのが、切っ掛けで、今まで26年間で130ケ国の取材を行って来た。と。
とは言っても、最初の15年は、フリーカメラマンの写真は、使ってもらえず、港でバナナの荷下ろしのバイトをやり続けていたと。
好きな言葉は「石の上にも15年」との事。
なかなか芽が出ない時に大学の恩師から言われた言葉だそうで、その言葉の通り15年ぐらいで芽が出たとのお話し。
2部の本題は、色々差し支えもあるかもしれませんので割愛しますが、日本の平和の中で暮らしている我々にとっては、普段はピンとこない話を、聞けたことは、良かったと思いました。
自身では、紛争地域に出かける事は無いと思いますし、紛争の中で頑張って生きている子供の笑顔には、何かしら衝撃を受けました。
日本に生まれて、感謝です。
もう一つ、地元の話題です。
江津市の少し山間部に有福温泉と言う泉質の良い温泉がありますが、今やさびれてしまい、私がUターン後も色々な施策が展開されていますが、思い通りのお客の増加に繋がらず、次々に温泉旅館が廃業に追い込まれています。
その中にある旅館の娘さんが、警察官から転職し、若女将になったとの話題。
http://www.sankei.com/west/news/180915/wst1809150048-n1.html
旅館業は、その昔から女将さんが仕切って来た仕事です。
今までの施策は、どちらかと言うと、男目線であったり官庁目線の改革。
女性目線の改革で、お客があふれる事を期待したいと思います。
全く自分と違う分野の方の話は面白いですよね。
老舗旅館を継ぐ 大変なことでしょうが頑張って欲しいですね。
今日は出勤、電車が空いていて少し暑いけど快適です。
千葉の旧友様
あら、出勤ですか。ご苦労様です。
電車は、当然空いているでしょうね。
そう、私は間違っても戦地にはいかないですし、戦争知らない者としては、当然戦地の子供の事を知る由も無いですしね。
老舗旅館を継ぐことは、とても大変だと思います。
是非、成功させてほしいと思います。