5月232010
“ゲージR&R”の為に準備
何度か、新入社員教育や雇用調整事業での講師を行っている旨の報告をしているが、ただ講義するだけでなく、出来るだけ実習やグループ討議を入れる事を考えている。
次回の講義では、”ゲージR&R”を題材にしようとしており、理解してもらう為に、色々と揃えたものがある。
まずは、ナットの様なネジを切っていない、栓の様な物。
真鋳の廃材を頂いて、旋盤加工してもらったもの。
微妙にサイズ、仕上がり精度を変えてある。
次にノギスだ。
私の知っているノギスは、金属で出来た高級品。
近所の工具屋で見ると4000円程度もする。
数度のみ使かうだけなので、インターネットで探してみると、ポリカーポネート製(簡単に言うとプラスチック?)なんてものが有り、小型サイズで、何と575円。
すぐ、6ケ手配した。
“ゲージR&R”は、改善活動を行う事においては、基礎中の基礎。
しかし、ちょいちょいその概念を忘れて、論議してしまう事もある。
繰り返し、その概念は認識する必要のある項目だ。
今回、やっと、その材料をそろえる事が出来た。
“ゲージR&R”の概念と”定義”の重要性を伝えていきたいと思う。