1月192020

念願の「干し柿の天ぷら」

今日(1/19)は、朝から曇りがちの天気だったか、昨日の晴れの為か午前中は、結構な冷え込み。
お昼前からは、雨が降り出し一時的には、結構な雨脚の時間帯も・・・。




遠縁の葬儀の為に、昨日通夜、今日の午前中告別式と参列した。
場所は、大田市の温泉津温泉から5,6km山間部に入った所。

まだまだ、地域の繋がりが強い地域の様で、ご近所の方々が、帳場、まかない料理を作る協力を行っておられた。
昨日の夕食のまかないを御馳走になった時、驚きの物が出てきた。



「干し柿の天ぷら」

手前のオレンジ色の物。
ウズラの卵を干し柿で巻いて、天ぷらにしたもの。


この「干し柿の天ぷら」は、昨年のNHK宝メシグランプリで、1位を取った物。

記事

この事は、以前取り上げたが、番組では浜田での郷土料理との紹介だったが、県内あちこちで食されていたものの様で、西条柿の木があり、干し柿を作っている家庭では、食されていた様です。

まかない料理を作られた方に聞いてみると、「子どもの頃から食べてましたよ。今日はたまたまウズラの卵を使ったが、子どもの頃はニワトリの卵だった。」と。


子ども頃、父親にくっついて山間部を訪問した時には、西条柿の木とニワトリ(中には、放し飼いにしていて、庭に卵が転がっている所もあった。)を飼う事はセットだった様な気がする。

となると、タダの食材で色々な事を試したのではないかと想像される。
その結果、この「干し柿の天ぷら」が誕生したと思える。


今や、干し柿を購入しようとすると、結構な価格で、とても天ぷらにする発想は出てこない。


前置きが、長くなってしまったが、塩で食したが、いきなり干し柿の甘みがガツンと入ってくる。
確かに、グランプリを取っただけに、美味。
しかし、ウズラの卵では、少々小さいかな?とも感じた。


グランプリを気に、あちこちのレストラン等でも食べられる様になったとも聞くので、次にチャンスがあった時にも、食べてみる事にしたい。

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