4月132008
東大の入学式
数日前に東大の入学式があったらしい。
新入生3200人に対して保護者5300人の出席だったとか。
その席上、学長等が「親離れをしてほしい」と祝辞を述べたそうだ。
何と、嘆かわしい事か。
しかし、私も大賛成だ。
私は、”親の子離れ”が出来てないのだと思う。
ある父兄がインタービューで
「今の子は、昔と違って幼い面があるから精神的にフォローしてあげるのも仕方無いのでは」と語っている。
私は、疑問だらけ!!
入学式だけならまだしも、アパートも親が場所を確認し決めるのだそうだ。
ここまで行くと、過保護以外の何ものでもない。
私の頃は、地方から出てくる学生は、アパート探しから入学式まで全て1人がほとんどだった。
もちろん、私もそうであった。
最近は、不審者だの殺人事件だの物騒な事が多く、ここでも小学生の送り迎えを保護者が行っている。
中学校までも、クラブの保護者会があり、試合の送り迎え等は、保護者だそうだ。
挙句の果てに、大学入試、入学式まで親が一緒。
いつ、独り立ちするのだろうか?
お勉強は出来ても、社会慣れしない適合力の乏しい大人の誕生だ。
打たれ弱く、何かあると”うつ病”だの心身症が発症する可能性が高くなっているのではなかろうか?
子供の安全を守る事は重要ではあるが、どこかで子供を突き放さなければならないのではなかろうか。
将来の日本、大丈夫か?