4月102020
初感染の対応は
今日(4/10)も、朝から晴天で心地よい1日。
昨日、島根県の新型コロナ感染者、第1号の発表があり、いよいよ来たか・・。との感じでした。
その経緯のプレス発表資料です。
島根県プレス発表
発症までの経緯は、以下です。
3月19日 鼻水、のどの痛みがでる
3月22日 37℃台の発熱
3月25日 医療機関を受診
4月 3日 発熱 37.9℃.医療機関を再受診
4月 4日 発熱 39.1℃.解熱剤を服用し解熱
4月 8日 症状継続し、医療機関を再々受診
医療機関から帰国者・接触者相談センターへ連絡
この対応は、正しかったのでしょうか?
風邪の症状が出て、6日後に初受診は、ともかく、その後の医療機関の対応は?
勿論、症状の詳細により、新型コロナを疑う内容では無かったのか知れませんが、4月3日にPCR検査をしても良かったのではないかと?
それは、さて置き、今日の発表で、彼女の母親も感染が確認された様です。
発表内容に含む個人情報は、色々と論議のある所かと思います。
今回は、知事が「松江工業高校 女子高校生 10代」と。
更に、松江市長が「松江工業高校定時制に通いながら働いていた」とまで。
松江市のレベルであれば、個人が特定できそうな情報だったかも?
とは言え、近所に住んでいる者とすると、感染者が移動した範囲は、行きたくないと思うのは仕方なく、その情報は、聞きたくなります。
島根県第1号と言う事で、注目も集まるでしょうし、この女子高校生への誹謗中傷がなされない事を願います。
島根県は、政府から小中高の休校要請が出た時に、県立高校は、通常授業としました。
更に、小中は、大まかに分類すると、出雲地区は、通常通りの授業、石見地区は、休校との対応でした。
結果から言うと、この女子高校生は、3/19~終業式まで間に、登校しており、他の学生との接触又は、ウィルスが机、ロッカー等に付着した可能性があったかと思います。(感染が発生しなかった事を祈ります。)
休校にしていたとすると、その感染は無かった事となります。
たまたま、3月中に感染者が出なかったので、県立高校、出雲地区の小中の通常授業は、間違っていなかったとの結論となりそうですが、一歩間違えれば、大クラスターになった可能性があったと思います。
県の対策は、良かったのでしょうか?
何となく、島根県の対応(今回の件だけで無く・・。)、「周りの様子を見て」の施策が多いと思います。
今回は、県民の命が掛かっていますので、「様子を見て」は、駄目です。
国の対策も同様に感じます。
今日の、東京都知事の会見で、どこかの記者の質問の回答で、「リスク対応は、大きい風呂敷を広げ、徐々に風呂敷を小さくすることは常識」的な発言がありました。
「施策として同感」と思いました。
東京都は、緊急事態宣言を受けて、各店舗等の休業指示を明確にしました。
新聞記事
更に、東京都単独として、休業協力金として50万円の支給も発表した。
対応は、国より「男らしい」(女性に対して失礼)
その東京都は、昨日の181名に続き、189名の感染者が出た様です。
上昇傾向ではありますが、その伸びが鈍化したかな?
明日からの土日を挟んでの発表は、多少真値からは外れる可能性もありますが、来週の15日ぐらいに2桁になっている事を期待します。
島根県でも、初感染を受け、新たな動きが、
江津市と浜田市の間にある、海洋館アクアスが、暫らくの間休館となる様です。
新聞記事
その他の情報も、判り次第報告します。
今回の発症は、松江市ですので、県内とは言え、100km程度離れていますので、「まだまだ・・・。」との思いもありますが、他県から入ってきている方も多くなっていますので、個人で出来る対策は、継続したいと思います。