8月052010
今度は海老
実は、最近江川からの恵みの魚が途絶えた。
広島県庄原市の水害の影響が出ているのかもしれないのだ。
そま水害の後、その土砂は、江川に流れ込み、その後、細かい粒子の砂に濁りが取れない状態にあるのだ。
上流では、鮎にも被害が出ているとも聞いた。
更に、この暑さが影響しているのか、お魚さんが避難しているのか・・・・?
はたまた、餌が豊富にあって、釣り餌には手を出さないのか・・・・?
いずれにしろ、全く釣れない状態が続いている。
そこで、奥の手。
江川にいる海老を活餌として、釣る事をもくろんだ。
と言う事で、昨日(8/4)に小学生の時以来の海老捕りを行った。
“エビ玉”(お好み焼きではありません。)と言う、網を使って捕るのだ。
直径15cm、奥行き15cm程度のエビ捕り様の網(280円)。
これに、1.5m程度の竹を付けて完成。
糠の団子を浅瀬に撒くと、5分程度でどこからとも無く現れるのだ。
何せ40年ぶりぐらいの挑戦で、最初の3匹程度は失敗したが、その後は快調。
昔を思い出してしまった。
結果は、10cm程度のエビが捕れた。
テナガエビと言う種類。
写真は、大きさをハッキリさせる為に、4匹だけトレイに並べた。
トレイに内にある乾電池が5cm。
10cm程度のエビだ。
小さいのも、取り混ぜ1時間程度で30匹の収穫。
この活餌を使って、スズキを狙ったが、やはりあたり無し。
しかし、この餌は、食べられる。
きれいに洗って、素揚げ。
温かい内に塩をふりかけ、丸ごとバリバリと・・・・・。
美味い。
40年ぶりぐらいの味。
いくらでも食べられる。
おそらく、酒飲みには答えられないおつまみ。
新たな恵みに感謝。
この事を、今勤務しているポリテクで、図書館の管理をしているH嬢に言うと
「山藤さん、娘が喜ぶと思うので今晩捕りに行きませんか?」
「・・・・・」
と言う事で、今日(8/5)夜8時に、ポリテクノ学生T君も一緒に登場。
1時間半で40匹程度を取って娘ユミも満足げ。
夜の川原は、危険がいっぱいで、おてんば娘には、ヒヤヒヤさせられたが、満足したようでOKとしよう。
これからは、釣れない時は、エビ捕りかな?
やるね~!獲物が居ないなら居ないなりに、別の獲物を捕獲。
自然界に暮らす人間の知恵だね。
川エビの素揚げ・・この暑さの中、ビール好きには堪えられんな!
しかし、花木の四季、河川の四季・・子供の頃は自然に感じていた事も、大人になると見ている景色が変わる。
色々と自然界の恵みを思い出しているようですね。
新聞屋の所長様
そうなんですよ。
自然と共に生きているんですよ?
このテナガエビは、ほとんど市場に出ていないですから、捕ったもののみが、味わえるものです。
そうですね。江津にUターンして、四季の恵みを感じる事が多いですね。
いつでも、何でも食べられる時代も良いですが、”旬”を感じる事も重要だと思います。