8月092010
江津中ものづくり
8/9 我が母校江津中の卓球部23名がポリテクカレッジにて、部活動で使用する遮蔽ネットの製作をした。
練習場から職員室に繋がる通路からピンポン球が職員室側に行くのを防止する為の遮蔽ネット。
今までは、臨時に遮蔽する物(ホワイトボード等)を置いていただけだった。
今回は、この地域として、ものづくりを強くする必要があり、中学生の時からものづくりに興味を持って貰う必要があり、江津中学校地域コーディネータの立場もあり、ものづくり体験を浜岡校長に申し出をおこなっていたもの。
その際、校長より
「卓球部の君の後輩たちが、球拾いに苦労している。遮蔽板みたいな物を作る事でも良いか?」
「良いよ。目的はものづくりに触れて貰う事だから。」
私は、中学校時代は、確かに卓球部。
当時は、暗い卓球部と言われていたが、今は愛ちゃんブームか全校生徒数が私の時より半数以下となっているが部員数30名程度と私の頃とそれほど大差ない。
今回は、1,2年生が中心で23名が参加。
9:20分からポリテクカレッジにて、ものづくり体験から構内見学チームと構内見学からものづくり体験コースの2班に別れ取り組んだ。
ものづくり体験では、釘を使わない“ほぞ加工”を体験した。
“ほぞ加工”の機械を触るのは初めての子ばかりで興味津々。
ひととおりの加工が終了し、11:30頃、江津中学校に移動し、最終組み立て。
その際、三角プレートの打ち付けで釘を子供たちに打って貰ったが、何とも金槌が使えない。
びっくり。
最近は、自宅で棚を作るにしろ、市販品が多くあり、お父さん方も日曜大工をしないのかな?
それに伴い、子供も金槌など握る機会が少ないのかも?
最後の組立作業をみんなで行い完成。
最後は、完成したネットの前で皆さんで記念撮影。
作業の模様は、下記動画をご覧下さい。
中学生にとっては、ものづくりの重要性は、理解できないかも?
しかし、今回のイベントで少しでもものづくりに興味を持ってくれたなら嬉しいのだが・・・・。
必要なもので自分達で制作出来るものは自分達で作る。
最近はなんでも売っているから、ついつい買って済ましてしまうが、こうやって木製で作れば修理も出来るし、再利用も出来る。
良い試みでしたね!
新聞屋の所長様
そうです。ものづくりの喜びを感じてもらえればと思います。
将来、そのものづくりのスペシャリストが、この中から出てくれれば良いのですが・・・。
この試みは、まだまだ続けます。