5月082008
知事給与
熊本県知事の初任給手取りで9万円。
朝日新聞の記事にあった。
http://www.asahi.com/politics/update/0507/SEB200805070006.html
知事給与100万円カットが選挙公約だったらしい。
ただし、ボーナスまではカットしなくても・・・・・。との意見もあるらしい。
何か、変だ。
これを選挙公約にして、議会が承認するのは異常ではないだろうか?
1,2割ならともかく1年間毎月100万円カットとは。
公務員とか議員とか適正な給与は、あるはずだ。
給与カットでなく、ボーナスカットなら理解も出来る。
ボーナスは、一般企業の場合、業績に対する報奨。
よって、県の財政が悪くなったらボーナスカット。
これが筋の様な気がする。
ただし、公務員のボーナスは、位置づけは違うのかもしれないが・・・。
「公務員の給与が高い」
「公務員の仕事が遅い」
等の批判は、たくさん聞き、それに応えるかの如く公務員の給与カットが報道される。「我々の給与が少なくなったんだから、公務員も・・・・。」と言う。
バブル時期に一般人がたくさん給与をもらっていた時に、
「我々に比較して公務員の給与は安いから、上げたら?」とは誰も言っていない。
何でもかんでも、公務員の給与がカットされれば良いのだろうか?
***手当てとか、不透明なものもあるのも事実で、それを早く整理し適正にする事がまず第一で、更には余剰人員の整理とかを適切に行ってもらう必要はある。
表向き給与のカットがされても、***手当てが別に支給されると意味がなくなってしまう。
これでは、まじめに働いている方のモチベーションも下がる。
モチベーション低下による仕事の渋滞は、一般住民に影響する。
給与カットではなく、県とか市の財政状況によるボーナスカットの方が、職員も納得しやすいのではなかろうか?
私は、公務員の給与、ボーナス等の賃金カットに賛成も反対もしている訳ではなく、適正な算出方法が定められてない事を指摘したいだけだ。
先ほどのニュースでも、大阪府知事の給与カット指示に対して、労組は、
「職員の生活も最低になっている。」
知事の
「一般企業では、経営悪化で給与カットは、当たり前」に対しては
「公務員は、営利企業ではないから給与カットによるサービス低下は出来ない。よって赤字で当たり前」
こんな事を言っているから、一般住民から給与カットを突きつけられるのだ。
公務員の給与カット、ボーナスカットに関しては、様々なご意見があろうかとは思いますが、あえて書きました。
蒲島郁夫(かばしま いくお、1947年1月28日 )
# 2008年3月 東京大学退職
# 2008年4月16日 熊本県知事
著書、門下生多数
このように立派な知事の給与をカットしたのだから
公務員の給与もカットしますって事ですかね?
なんだかすり替え論法になっているような
ポピュリズムではないのか?
おっちゃん様
もし、次は、公務員の給与カットだとすると悲しいですね。
皆で、引っ張り合いをしているだけになります。
ポピュリズムですか。
また、難しい言葉を良くご存知で・・。
まさにそうかも知れないですね。
報酬は対価ですから、働いて適正と思える金額をもらうべき。
この知事は金に困っていないのでしょうね。
給与カットでなく給与が適正と認識される仕事をしてもらいたいですね。(中にはしっかりと仕事してる人もいると思うけど)
改善すべきをしっかり見つけ対応する事、決して給与カットではないと思う。
千葉の旧友様
賛成です。
まずは、仕事の質の改善、無駄の改善などを推進してほしいですね。