5月102008
信じられないメンテナンス
名古屋で発生したエスカレータ事故。
読売新聞の報道によると
『この台はエスカレーター上部の内側にあり、モーターや減速機などがのっている。メーカーの日本オーチス・エレベータが昨年9月に点検した際、同じ台のボルト2本が折れているのが見つかったが、交換が困難だったため、台を補強して運転を続けていた。
事故を受け、同局などが解体して調べたところ、新たにボルト3本が折れており、台が数センチずれて内側の鉄板に当たっていた。鉄板がステップにぶつかり、へこみが出来た可能性があるという。』
もし、この報道が事実とすると、信じられないメンテナンスだ。
“モータ等を載せている台の固定ボルト2本が折れていて交換不可能だった。”
” 更に、何かで補強して運転を続けた。”
どこかの写真で見たが、ねじサイズ直径数センチは、ある相当太いものだ。
もちろん、材質は、不明なので強度は判らないが・・・。
しかし、6本の内2本が折れていたと言うことは、相当強い応力が掛かっているはずだ。
それを、とんな補強をしたかは不明だが、現場で溶接したのであればともかく簡単な補強では無いのと等しくなる。
よって今回、補強部もおそらく何らかの破損をし、更に3本折れていたことになる。
ただし、2本折れていた時に、今回折れた3本も損傷していた可能性もある。
その前に、ボルトが交換できない構造が間違っている。
エスカレータは、メンテナンス中だと、「あちゃ」と思うこともあったが、今回の様な事が発生すると、
「十分な確認」をと言いたくなる。
昔、新御茶ノ水駅のエスカレータを見た時は、何じゃ!!とびっくりしたものだ。
長さが40mぐらいあるのかな?
(当時は日本一の長さだったが、今は徳島に68mぐらいのがあるらしい。)1段の高さが25cmとして160段。
そこに人間が2人ずつ乗るとそれだけで16t以上。
エスカレータの自重もあるのだから相当の応力がどこかに掛かっている。
こう考えると、いつもはそれほど危険を感じないエスカレータも危険構造物だ。
その認識を持ちメンテナンスしてほしいものだ。
花田屋 様
新御茶ノ水駅のエスカレーター、出来たときにはびっくりしたよね~。
閉所恐怖症の小生には乗りたくない代物でした。
いや、懐かしい話でした。
メンテの件・・・。
「わからなきゃいいわ・・」「こんなもんでいいか・・」等々。
マニュアルがないと判断出来ない社会になっているんですよね。しかも、出来たとしてもマニュアル通り。
世の中が複雑になりすぎたのか・・。
日本には昔から「お天道様が見ている」と言う恥の文化が会ったはずなのに・・。
本日まで「ホビーショー(ビッグサイト)」出展中。5:00pmから撤去・搬出です。
三歳からの同級生様
確かに、世の中は複雑になり過ぎたのだと思います。
商品も、大型化すると作る人、メンテする人と分業になり、メンテする人の技量により、特例トラブルをどう対処するかが変って来るんだと思います。
更に、階段の設置が無く全てエスカレータの所では、1機停止すると、大変な人の渋滞となることもあり、
「設置顧客からのメンテを早く完了させる様に」とのプレッシャーがあるのでは?と思っています。
展博出展中でしたか。ご苦労さまです。
関係ないけどエスカレータで思い出した。。。
永田町のエスカレータで前に立っていた20代OLとその前の40代おばさんがなにやらもめている。昇り中間ぐらいにさしかかったところで突然、それぞれ持っていた雑誌で両者無言で殴り合いを始めた「パシパシ」から「バシッバシッ」に変わる頃、降り口に到着。両者別の方向に何事もなかったように髪を直しながら去って行った。
なんかのコントかと思いカメラを探してしまった。今だに謎の出来事。
おっちゃん様
都会の謎です。
もしかし、ドッキリでどこからか撮影していたりして・・・?
エスカレータの追い抜きラインが関東と関西では逆。
ここ江津では、どちらか判りません。
田舎では、ルールが無いのかも?
これもまた、エスカレータの物語かも?
調子に乗ってもう一つエスカレータの物語
新お茶の水のエスカレータを下っていた時みた上りの光景。
追い抜きラインをおばあちゃんがパニックになりながら昇ってくる。後ろに続くサラリーマン軍団の圧力に全力で昇ってくる。左の止まって乗れるラインに入るのに失敗したらしい。
真後ろの何人かは気を使ってゆっくり間を開けて上がってくるのだけど。。
止まっちゃえばいいのにと思いつつ、おばあちゃんの気の使い様に笑ってしまった。気の毒だけど、、、、
おっちゃん様
それは、気の毒だわ。
それでも、そのおばあちゃんは、良い人ですね。と言うか礼儀をわきまえていますね。すばらしい。
お年寄りとか地方から出てこられたと思われる方で、エスカレータを降りたとたんに立ち止まる方がいて危険を感じます。