6月252008
また肉業界!
飛騨牛の偽装で、呆れた社長の会見が放映されている。
ミートホープと同じ道をたどるのかな?
しかし、”また肉業界”・・・・・・。
素人をだましやすい食材なのかな?
「本当の高級肉を食べた事がある?」と聞かれると、あるのか無いのか良く判らない。
それなりのステーキ屋さんで神戸牛だの松坂牛なるものも食べた事はあり、勿論美味かった記憶はある。
しかし、A5級等の等級を当てる自信は、まったく無い。
焼き方によっても、肉の硬さ、美味さは、異なってくる。
今回も、長年にわたり、飛騨牛として認められていないA2級を飛騨牛として販売しても、スーパー等の小売店、消費者共、気づいていないのだから、一般的には区別がつかないと言う事かな?
肉を煮込む事においても、圧力鍋を使うとか、果物等と煮込む事によって美味く仕上げる事が出来る様だし・・・・。
更には、肉の色も空気に触れさせる時間によって、鮮やかになる様で、スーパーにおいても陳列に気を使っている様だ。
BSE問題以降、トレーサビリティーには、重きを置かれ、ICタグの使用等も始まっている様ではあるが、最終出荷段階で偽装されれば、まったく一般消費者には見分ける判断材料は無い。
この様なニュースが出てくると、”保険所だのが調査に入った”等のニュースが報じられるが、事件発覚後の調査であれば無意味である。
保険所等の監査を、工場の入荷状況と出荷状況の徹底比較等の経理的監査も含めるする事によって、ある程度偽装が防止できるのではないかと思うのだが・・・?
雪印以降、食の安全が叫ばれ、かなりの年数が過ぎているにも、まだこんな企業がいるのかと呆れてしまうが、行政の指導を強化しないと、この様な悪者は、後を絶たない気がする。