1月252011

年金受給年齢引き上げ?

投稿者: 22:25:58 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

数日前、与謝野経済財政大臣が、年金受給年齢引き上げの可能性を言及した。

http://www.asahi.com/politics/update/0121/TKY201101210498.html

今、まさに65歳への移行期間中。
その中で、この提案はどうかと思う。
自民党政権化で実施された65歳以降施策。その自民党にいた方がいきなり年齢引き上げの可能性を言及するとは?

今の移行施策を決定した際は、色々なシュミレーションを行った結果だと思うのだが?
それとも、この移行及び年金額引き下げ等のニュースが飛び交い、年金払い込みを拒否している方が増えたため、資金難になったのだろうか?

全ての数値を把握していないので、なんとも言えないのだが・・・・。

国民年金は、25年以上払い込みが無いと、受給資格が無い。
厚生年金も同様のはず。

まずは、ここから改正する必要があるのではなかろうか?
何年でも払い込んだ分に見合った支給があれば、25年に満たない事を理由に加入しない方が減少する。

今年の掛け金は、毎月15000円程度で、満額の方で受給出来るのは年70万円程度。
勿論、今時年間70万円では生活は厳しく、他の収入源を考えるか、65歳の時にそれなりの貯蓄が必要となる。
国民年金も、個人の裁量で払い込み金額を増やす事が可能にすれば加入金額も増えると思うのだが・・・。
これは、民間の企業の妨害になりできないのかな?

受給年齢引き上げでは、年金受給年齢で受給資格の無い方の生活保護費用が増加する事が心配になる。

いずれにしろ。加入率を上げる努力が先決だと思うのだが・・・。

それから、年金の仕組みに対して、加入時の時から興味を持てる説明が必要と感じている。
私が、年金の大まかな事を知ったのは10年ほど前。
たまたま、先輩方が、そんな話をしておられ、少し教えてもらった事。
更に、Uターンする事を決断する一つの決め手が、65歳から全ての年金(厚生年金、企業年金)の受給資格がある事が確認できたからだ。
それまでは、年金が何物か全く判っていなかったのだ。

おそらく、今国民年金に加入していない若者達の間で、
「受給年齢引き上げが進むと、私の時は幾つになったらもらえるのか?ひよっとしてもらえないかも?」などと憶測が飛び交ってしまう可能性がある。

この若者達に、しっかり説明する事が必要だ。

勿論、人口減少高齢化の問題、過去の社保庁の問題が大きい事は認識しているが・・・・・。

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