1月292023

地方議員なり手不足

今日(1/29)は、昨日の雪模様の1日と比較し、曇りがちな天気ながら寒さが一段落した感じの天気でした。





今日の島根県のコロナ新規陽性者は、松江保健所管内84名、雲南保健所管内16名、出雲保健所管内76名、県央保健所管内6名、浜田保健所管内30名、益田保健所管内10名、隠岐保健所管内2名、陽性者登録センター41名の合計265名だった様です。
松江保健所管内の医療機関11名のクラスターが発生した様です。
浜田保健所管内30名の内訳、浜田市21,江津市9名だった様です。


昨日は、松江保健所管内120名、雲南保健所管内21名、出雲保健所管内139名、県央保健所管内19名、浜田保健所管内23名、益田保健所管内27名、隠岐保健所管内17名、陽性者登録センター18名の合計384名だった様です。
松江市の医療機関8名、高齢者福祉施設5名、出雲保健所管内の医療機関5名、県央保健所管内の児童福祉施設15名の4件のクラスターが発生した様です。
浜田保健所管内23名の内訳は、浜田市21名、江津市2名だった様です。






4月の統一地方選に向けて共同通信が全国の地方議会議長に行ったアンケートで、63%が議員のなり手不足を感じていると答えた。と。

新聞記事

記事上の、その対策としてのアンケートとして、
1.議員報酬の引き上げ 77%
2.議員の厚生年金制度 55%
3.兼業規制の緩和   47%
4.企業による立候補休暇制度や休職・復職制度の導入 35%

このアンケートが、記述式をまとめたものか、記事を書いた共同通信が選択項目をあらかじめ用意し、印をつけたものかは不明ですが・・・・。

アンケートに回答しているのが、全国の地方議員議長の様ですので、その状況は、色々と異なっていると思われ、その対策は、すべての議会で一致しているとは思えない所はあります。


一般的に、国会議員を見ても、議員数が多い、給与、歳費が高額との印象が国民の中にある様に感じています。


議員数に関しては、その仕事の内容は理解していないにもかかわらず、議会で寝ていたり、不適切な行動の報道がされたり、二世議員が多い事で、何となく多いと言っている様な気がします。
給与に関しては、自分の給与と比較しての発言であったり、歳費には領収書が不要で、使わなかったら残りはそのままポケットに入る的な報道への反発が多い気がします。


適切な議員数は、どうやって決めるべきなのでしょうかね?

例えば、一気に減少させて、人気取りの職種の方だけが当選となった場合は、そのレベルの方の行動や発言が問題になっている昨今の事象を考えると問題があります。

地方自治によっては、市民数から議員数決める事も、無理がある感じがします。
仕事量により、議員数を決める必要があると感じます。

給与に関しては、上記対策の1位ですが、地方の市町村の議員の報酬は、地方では、初めから安いのか、人口減、市民の平均給与からそうなったのかは、不明ですが、島根県の市の議員給与は、月30万~40万円台です。
良く批判する人は、議会は、年4回程度で議会が無い時も給与が出ていると言っている方もいますが、議会以外の期間の収入を得る仕事を持っている方は、非常に少ない気がしますし、それぞれが仕事を持つことは、厳しいかと。
議会が無い時は、視察や市民との対話等をしっかり実施もらう事も必要かと思います。


市町村議員の給与ランキングを見つけました。

議員給与ランキング

1位 横浜市 953,000円
2位 神戸市 930,000円

194位 松江市 475,000円
267位 出雲市 440,000円
589位 浜田市 350,000円
631位 安来市 343,000円
675位 雲南市 328,000円
738位 大田市 310,000円
754位 益田市 303,500円
809位 江津市 294,000円

1322位 川本町 210,000円

1740位 御蔵島村(東京)100,000円
1741位 矢祭町(福島)  30,000円

島根県内の各市及び島根県の町の中で最も給与の高い川本町
全国の上位2つと下位2つを書きました。


「議員報酬が高い、低い」と、一言では、片付けられない様な差になっています。


その昔は、地域の名家(由緒ある家系、事業で成功者等)が、議員になっているイメージがあり、議員報酬が無くても十分生活できる方が、名誉職的な形で議員になっていた感じもあります。
今や、ほとんどの方がサラリーマンとなった時代では、若い方、地盤の無い方は、立候補すら難しくなります。

それ以前に、選挙の投票率の低さがあり、国民の声を反映する政治になっていない所が最も問題があると感じます。

選挙権が20歳以上から18歳以上に変更されましたが、まったく効果が無かったと感じます。

学校の社会と言われる授業の中に、地理、歴史は、大きなウェイトがありますが、現代の政治となると、ほぼ無いのが現状かと(私の頃は、そうでしたが、今は変わったのかな?)。
先生方の某労組の教えになっては困りますが・・・。


やはり、義務教育の中で、政治制度や年金制度等は、しっかり学ぶ必要があるのではないかと感じます。
模擬選挙の授業をやっているだけでなく、その本質の授業が必要だと感じます。
その中から、地域を変えたい、国を変えたいと思う人が出て来て、適切な給与を得て、しっかり働いてもらう事が必要と感じます。


ただ、「議員のなり手がいない。」論議をするのではなく、根本的な事もしっかり検討すべきと考えます。

政治素人の勝手な意見でした。

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