9月252023
「130万の壁」の対策?
今日(9/25)は、明け方、少し雨がパラパラした様です。
9月も、残り1週間で、いよいよ秋本番の感じがしてきました。
中庭の柿の木の葉も落ち始めましたが、今年は外れ年なのか、病気なのかは判りませんが、ほとんど実が見えません。
岸田首相は、10月中の策定を目指す経済対策の骨子を発表した。と。
新聞記事
具体化する5項目として、
(1)物価高から国民生活を守る
(2)構造的賃上げ、所得向上と地方の成長
(3)成長力につながる国内投資促進
(4)人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革
(5)国土強靱化など国民の安心・安全
を明示した。と。
首相の会見を聞いていませんので、具体的には少々不明ですが、もう少し、長期的な展望もほしかった気がします。
その内、パート従業員らの収入が一定額を超えると年金などの社会保険料の負担で手取りが減る「年収の壁」の解消に向け、対策パッケージの概要をまとめた。と。
新聞記事
今から30年以上前ぐらいに、私の所に来ていた派遣社員の方が、同程度の収入(当時は120万円程度?)での「ご主人の扶養から外れる。」等の理由で、派遣を止めたいと言って来られた事がありました。
その時の、その方の家庭環境等の詳細は、記憶していませんが、新婚さんで地方出身者だったかと・・。
確か「これから、子どもが出来たりすると、お金も必要になるでしょうから、私はしっかり働きたいのですが、120万円を超すと、主人の扶養から外れて、収入が目減りするんだそうです。と言う事で、3か月くらい休みたい。」と。
その頃、私も入社5,6年目で、そんな事は、まったく知らず・・・。
その時、とっさに出た言葉が
「税務署とかに行って、確認の上なの?」
「いいえ、ご近所の奥さんの話で・・・。」
「世の中、派遣とかで1年間しっかり働いて、ご主人の扶養から外れている人は、いっぱいいる様に思えるけど・・?おそらくある金額以上になると、扶養から外れても年収は多くなるのでは?派遣会社の方とか税務署等で確認した方が良いのでは?」
それからしばらくして、どこに確認したかは記憶がありませんが、
「継続して働いた方が、扶養から外れても良い事が判りましたので、このまま働かせて下さい。」と。
と言う事で、お子様が出来るまで、継続して働いていただいた記憶があります。
しかし、いまだにこんな事を、厚生労働省は、検討しているのでしょうか?
“扶養”と言う特殊な構造に問題がある様な気がします。
勿論、高齢者、学生等の扶養は、例外で良いのですが・・・。
元々、専業主婦が多かった時代の家族の扶養の状態を、今でも継続している事が問題と思われます。
詳細は、私も認識していませんが、扶養に入ると個々に健康保険に加入した場合より、かなり安価ですし、年金納付額もかなり安価になっていると聞いています。
この部分も見直しを行い、130万円の壁が、ほぼ無くなるレベルにする必要を感じます。
例えば、「130万から150万円の間ですと、少し損する形にはなるが、150万円を超すと、圧倒的に家族の年収は増加する。」と言えるぐらいに見直しをすべきかと思います。
時代の変化に伴い、増税も仕方ないかとは思いますが、過去の慣習に成り立っている制度の見直しを、まず実施すべきかと思います。
国民の中には、偏った恩恵を受けている方が多くいると聞いていますが・・・・?
東京・銀座の高級腕時計店で5月に起きた強盗事件に関与したとして、強盗罪などに問われた横浜市の無職、鳥居聖真被告(18)に東京地裁は、懲役4年6月(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。と。
新聞記事
起訴された4人のうち、3人は18、19歳。少年法の「特定少年」に当たり、いずれも氏名が公表された。と。
刑が重い、軽いと色々な意見はあるかと思いますが、おそらく彼らは、氏名の公表もあり、懲役が終了したとしても、状況によっては、働く事もままならず、大変な一生になる事が予想されます。
犯罪を犯した彼は、そんな事は、考えてもみなかったとは思いますが・・・。
今回の判決を見て、この様な「闇バイト」に手を出すと、とんでもない事になるとの思いになってくれる少年たちが出てくれる事を期待します。