3月202011

プロ野球開幕について

投稿者: 18:18:11 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

昨日、セリーグ開幕が3月29日と発表された。

セリーグは、当初予定通り3月25日開幕、パリーグは、当初予定を変更し4月12日開幕発表していた。
読売巨人軍の渡辺オーナーは、「プロ野球は予定通り開幕しなければならない。」と強く言っていたが、文科省の通達があり、下記対策案を付け3月29日に開幕すると訂正発表。
(1)4月3日まで、東京電力と東北電力管内の試合をデーゲームで行い、その後も「減灯ナイター」として節電に努める。開幕カードは横浜―ヤクルト(横浜)阪神―中日(京セラドーム大阪)広島―巨人(マツダスタジアム)となり、当初予定の開幕3連戦、巨人―横浜(東京ドーム)などを、レギュラーシーズンの最後に回す。
(2)レギュラーシーズンの延長戦を実施せず9回打ち切り
(3)〉東京、東北電力管内では夏場も可能な限りデーゲームでの開催を検討
(4)被災地対策や観客、選手、球場の安全確保や節電問題などに対処するた東電・東北電関内でのナイターは検討する。レギュラーシーズンの延長戦は行わない。

「これでどうだ。」と言わんばかりの対応は、指摘されたから仕方なく行うのだとの印象に思える。
「被災地の皆さんに元気を与える為にも開幕する。」では、全く自らは汗を掻いていない様に映る。
もう少し、出来る事があると思うのだが・・・。

これでは、益々プロ野球人気を下げる結果になる様な気がしてならない。

更に、同じプロ野球機構の中にありながら、セパの足並みが揃っていない感じする。
パリーグは、楽天とロッテが直接災害を受けた事もあるのかも知れないが?

昔の、レギュラーシーズン130試合の頃に比較し、交流試合が増え、かつCSシリーズが増え、日程的に厳しい事も理解はする。
しかし、その昔はドーム球場は無く、雨が降る事も考慮し、Wヘッダーも数多かった。
今は、Wヘッダーはほとんど無い。
Wヘッダーを駆使し、日程消化対策も出来ると思う。
しかも、計画停電は、夏場も行われる可能性が強い。
土日、休日は比較的計画停電の実施が見送られる事が多い。
東京電力、東北電力管内では、土日、休日にWヘッダーにて対応するとか・・・。
発表されたセリーグの対策は、不十分な気がする。

まだまだ、不明者の捜索は継続中。
東京電力、東北電力管内での計画停電等を実施せざるを得ない中で、企業も不安定な状況になっている。
もう少し、落ち着くまで、開幕を待っても良いのではないかと思う。
パリーグの4月12日が妥当だとは言えないが、年内消化を考慮し最大限延期したと思える。
勿論、パリーグにも開幕延期するだけでなく、電力を使わない対策等は検討してもらわないといけないが・・・。

この野球人気の暴落の事実を受け止め、今こそ色々な面で愛されるプロ野球を目指してもらいたいと思うのだが・・・。

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