9月112007
我家の「番亀」?
2年間空家なっていた我家にお留守番がいた。
「田舎への思い」に掲載したとおり、今の住まいは2年間空家となっていた。
家には、ちょっとした中庭があり池がある。
父が、Uターン後、池に向って時々口笛を吹いている。
「どうした?」
「亀が居るかどうか、居れば出てくるはず・・」
「2年間は、生きてないだろー。」
「・・・・」
数日後、父が
「おーい」と私を呼ぶ。
「居た居た。生きとったぞぉー。」
「何?」
見ると、体長20cmの石亀がのそのそ歩いていた。
父が口笛を吹くと反応し、その方向を見ている。
早速、白飯を与えると、腹が減っていたのか、顔中米粒だらけにしてほおばりつく。
なんともかわいい。
父は、私が子供の頃から、亀を見つけると捕獲してきて、中庭に放す癖があった。
だから、いつも庭には亀がおり、池の鯉に餌を与える際に「口笛」を吹くと亀も
一緒に集まってきていたのである。
その時の亀ではないが、この亀は、
「20年ほど前に波積(ここから10kmくらい東)で捕って来た。
その当時、オスも居て、6匹の子供も誕生した。」と言う。
(亀のオス・メスどうやってみるの?今のがオスで居なくなったのがメス?)
20年も住み着き、2年の間留守番をしていてくれたのである。
しかし、「餌をもらえる時は、口笛」と言うことを覚えていたのにはびっくり。
上の写真の通り、今でも人間の手から餌を食べる。
今、こいつと、15cmの亀と2匹である。
我家の「番犬」ならぬ「番亀」である。
泣かさせるな~!
南極物語のタロー、ジロー・・(違ったっけ?)
みたいだな。
池の中の微生物でも食べて生き残ったんだな。
親父さんと君の帰りを待ちながら。
年の功より、亀の甲だな!(意味わからんが)
新聞屋の所長様
そうよ。泣ける話だよ?
田舎は、訪問してくる動物も多い。
庭に来るのは、「あまがえる」「蝶」「トンボ各種」「せみ」「ばった」「つばめ」「はと」「すずめ」「名前の判らない鳥」ついでに、「野良猫」・・・・。
彼らが、「癒し」をお土産に置いて行ってくれる。