11月072024
壁議論に物申す
今日(11/7)は、朝から弱い日差しが有りましたが、その為か明け方の放射冷却があった様で、11℃台まで下がった様です。
午後からは、しっかりした晴天となりましたが、最高気温は15℃台止まりだった様です。
寒気が入っているとの報道も有りましたので、その為でしょうか?
総務相は、国民民主党が掲げる「年収103万円の壁」見直しに関し、国税の所得税と同様に、地方税の個人住民税の基礎控除額を引き上げた場合、約4兆円の減収が見込まれるとの試算を示した。と。
新聞記事
これには、物申したい。
本当でしょうか?
大体、政治家にしろ、評論家にしろ、壁の手前の年収の論議と、壁をわずかに超えた所での議論しかしないのは、何故でしょうか?
しかも、1,2年間の論議だけです。
老後も含め、年金生活となった所までの議論をすべきです。
学生とか、どうしても長時間働けない人は別として、夫婦ともに正社員として、毎日7時間程度働いている人々も大勢いらっしゃいます。
その人々は、壁の話などしていません。
ただし、年収が増加する事で、どこかの時点で住民税比率が変わるラインが有り、手取りが減少するタイミングがあるとは思いますが・・・。
と言う事で、壁を大幅に超えての年収があった場合は、どうか?との議論は無いのが不思議に思います。
更には、将来厚生年金額の事も論議の中に入れる必要が有るかと思います。
壁以上に、大幅に労働時間が増え年収が増加する事で、住民税、所得税は増加するでしょうし、働く事によっての消費行動も増加すると思われ、その分消費税は発生するかと思います。
そうなると、税金の減額は発生しないとも思えるのですが・・・。
企業側は、労働力不足が続いており、壁より大幅に労働時間が増やしてもらえることは、大歓迎だと思います。
勿論、学生、 どうしても長時間働けない人には、現在の壁に悩んでおられると思いますので、今の議論の中で、改善する必要はあると思います。
ご主人に安定収入が有り、「自分のお小遣い稼ぎで、壁の範囲で働きます。」なんて事を、堂々と言っている人からは、扶養とは言っても、家族収入を考慮し税額を決めても良いと思いますが・・・。
日産自動車は、米中での販売不振による業績悪化を受け、世界で人員を9千人削減し、世界生産能力も20%削減するなどの構造改革を実施する。と。
新聞記事
あら、どうしたのでしょうか?
記事によると、中国では電気自動車(EV)への需要シフトに対応できず、米国でも人気のハイブリッド車(HV)を投入できていない。と。
読みが甘かったのか、車業界に色々な逆風が吹いているのか?
トヨタも、国の認証試験の不正問題で一部の車種の生産を停止したことで、減益になる見込みの様ですし・・・。
今回、トランプ大統領となった事で、多くの関税を掛けられたㇼ、アメリカの工場を、場合によっては締め出しなんて事も有るかも知れません。
車業界の混乱は、地方の部品工場等にも影響が出るかも知れません。
この辺りの、部品工場に影響が出ない事を願います。