12月102024
AIの役割
今日(12/10)は、曇りがちのがちで、時折薄日の差す天気でした。
週末から強い冬型になるとの報道が有りますが、この辺りまでは強い寒気は下がってこない様で、それほど気温は下がらない予報ですが、どうでしょうか?
今年のノーベル物理学、化学、経済学の各賞の受賞が決まった8人の研究者は、授賞式を前に講演会を開いた。
人工知能(AI)について、安全性や雇用への影響などに配慮して開発する必要があるとの指摘が相次いだ。と。
新聞記事
「現在は過剰な自動化の段階にあり、スキルを必要とする新たな仕事が十分に生み出されていない。自動化だけ進めれば大量の失業者が出る」との認識を示し、「人々の生産性や賃金、地位を高めることに役立つようにAIを開発する必要がある」と訴えた。と。
少々、開発者ならではの、乱暴な表現の様な気がします。
「自動化だけ進めれば大量の失業者が出る」のは、悪い事では無く、「人間は考える葦」です。
全ての人間が考えて、改善を行い生産性をあげていく必要があります。
雇用を守る為だけに、旧態依然の事をやっている企業は、他社に置いて行かれます。
これは、考えるべきです。
とは言っても、AIでは、色々な事を考えさせられます。最近、気になるのが・・、色々な所に「AI導入」的な表示がされている商品が出て来ました。
中には、「どういう事?ただのデーターの比較では?」と思える物も有りますが、AIと書かれると「これは凄い商品」と勘違いする消費者も出てくる気もします。
AIと表示して良い範囲の設定等も必要かと思います。
ここ数年で、一気にAIと言う言葉が身近になりました。
私が初めてAIと言う言葉を聞いたのは、40年ぐらい前でしようか?
「発電所の運転をAIでバックアップするシステムを構築」と言う物でした。
最初は、なんのこっちゃ?と思っていましたが、担当者は、AIに学習させる為に、手動で発電所を立ち上げるプロセスから、各所のトラブル時の対応方法等あらゆる状態を書き出していたのを覚えています。
当時は、運転シミュレーターなんてものも有り、操作によりプロセスの各種アナログ値が、動いてく物も有りましたが、AI導入で、今はかなり進んでいるものと思います。
昨日、島根原発が13年振りの起動し、その担当運転員の内6割以上は、運転未経験との事で、その技術の継承も問題があると思っています。
運転操作をバックアップするAIが導入されていると、かなりの手助けになるとは思うのですが、原発にはAIが導入されているのでしようかね?
原発の情報は、持ち合わせていないのですが、おそらく開発はされているとは思いますが、島根原発に導入されているかどうか?
発電所の事は、さて置き、AIは、人類に役立つ物で無いといけないと思います。
我々も、頑張って付いていかないといけないですね。
半導体メモリー大手キオクシアホールディングスは、新規株式公開(IPO)に伴う新株発行と売り出しの価格を1株当たり1455円に決定した。と。
新聞記事
記事によると、東芝の株式保有率は、40.64%から32.01%となる様ですが、売却益や配当増加分で、営業外益が増える事が予想され、本体の再建には良い方向となるのでは無いかと思われます。
しかし、東芝は、国策に沿った対応として買収した原発関連企業が3.11の影響も有り、負債となり、かつ不正経理処理等も有り、生き残りを掛け、不採算事業の切り離しを行いました。
私が認識しているものとしては、半導体事業、医療事業、PC事業、家電事業(3.11の前だったはず)が有ります。
半導体事業が、一気に需要が伸び、大化けしそうな勢いです。
他の事業は、情報を持ち合わせていませんが・・・。
これは、切り離し事業の選択ミス?
それとも、大化けする事が見えていても、本体を守るために、仕方なしだったのか?
半導体事業は、大化けしたり、大損失を出したり、その当時の事業部も、スペシャルボーナスだったり最低ボーナスとなったりと、査定が大きく動いていた事を記憶しています。
私の所属していた重電は、大化けは難しいですが、安定事業(バブルが弾けるまでは)でしたが・・・。
ボーナスの件は、さて置き、切り離しの際に、株を全て売却では無く所有していた事で、正解だったと認識するべきなのでしょうか?
経営的な事は、さて置き、情報通信分野ではGAFAに大きく水をあけられていますが、情報通信をつかさどる装置は、日本の専門分野として世界に君臨してほしいと思います。
その為にも、国内の半導体メーカーの躍進を期待します。