9月122011

直流送電・・・・。

今日(9/12)は、残暑と言うより、真夏の再来とも思える強い日差しが照りつける1日となった。
しばらくは、この天候が続きそうだ。

またまた、孫社長が突飛な発言をしている。
直流の高圧電力網「スパーグリッド」の構築を提案。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110912-OYT1T00608.htm?from=main4

直流送電の方が、色々と有利な点があるのも事実。
例えば、LED照明を使うのに、24V程度の直流にすると発熱量も少なくなり、長持ちするはず。

電力網が2兆円程度で、整備できると安易な見積もりを言っているが、発電所の出口での交流から直流変換装置、さらには各家庭の電化製品等を全て直流対応にする必要があり、この金額が膨大と考えられる。

TVをアナログからデジタルに変更するだけで、これだけ大騒動になったのに、電力を交流に直流にする事がどれだけ大変な事になるか・・・?

個々には、家庭用太陽光発電の電力が家庭で使える事もあり、原理的には問題ないとは思うが、検討も皆無で思い付きを孫社長とは言え、電力素人が簡単に発言すべきでは無いと思う。

まずは、現在の設備(原子力も含め)を、いかに効率よくかつ安全に活用するかを議論すべきで、新たな提案をすべき時期では無いような気がする。

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