10月052011
「松明あかし」への協力
今日(10/5)は、久しぶりの朝から雨。
朝も冷え込み、ほとんど気温の上がらない1日となった。
その雨の中、江津市の職員と石州瓦工業組合の方々が共同で、市内の竹林から約200本の真竹の切り出し作業を行った。
残念ながら、私は参加できなかったが・・・。
切り出された真竹は、福島県須賀川市に明日、発送されるとの事。
その真竹は、須賀川市で開催される日本三大火祭りの「松明あかし」に使われるのだ。
須賀川市では、松明の原料となる同市産のカヤ(ススキ)から、放射性物資(セシウム)が検出され市民感情を考慮し、9月初旬に全国に材料提供を呼びかけていた。
江津市では、須賀川市も赤瓦の街並みの残る地域でもあり、高校時代の同級生が社長をする木村窯業所が、製作したタイルを利用していただいている事から、提供を申し出たもの。
まずは、真竹の検体を松明あかし実行委員会に送付し、放射能汚染検査を受け、今回の発送となったものです。
素晴らしい協力です。
遠く離れた須賀川市で、11月12日に江津市の真竹が、松明となり赤々と燃え上る。拍手です。
須賀川市は、福島第一原子力発電所から40km程度離なれた地域。
避難指定区域ではないものの、地震の被害に遭われた地域。
420年余の伝統行事が、今年も開催される事は大変意義のある事だと思う。
今年も、天候に恵まれ盛大に行われる事を祈りたい。