9月192008
介護保険の不思議
市内にある某介護施設のケアマネージャーらしき方から電話があった。
「要支援2になっている山藤健五さんのお宅ですか?」
山藤健五は、数日後に89才になる私の父だ。
「そうですが」
「市からの要請で、後日訪問したいのですが・・・。」
「えっ、何のために?」
「要支援の資格をお持ちで支援を使っておられないので様子を見せてもらう為に」
「来て頂くのは、全然構いません。江津市で資格を取得して2年にもなりますが、今まではそんな事は、一度も無かったし、4月での再認定面談の時にも、中途で訪問がある様な話しは聞いていませんけど、何のためか良く理解できませんが・・・。独居老人とかであれば様子を見に来ていただける事も判りますが・・・?」
「・・・・・」
「資格を持っているのに、支援を得ていない事がけしからんとか?訪問理由がはっきりしないと、訪問費用の無駄使いと思われますよ。」
「いや、そんな事はありません。おっしゃる事は良く判りました。市の方に訪問理由が明確になっていないとのコメントがあった旨伝えます。」
「で、いつお越しになるのですか?」
「お元気で生活されているんですよね。」
「はい。」
「では、その旨報告します。」
最後まで、何のための訪問か不明のまま。
訪問も無くなってしまった。
例えば、父の場合要介護1から要支援2にランク落ちさせられている。(帰省して何ら変りは無いのに、元気になったとの判定?)
よって、不都合がないかの訪問とか。
あるいは、介護保険とは、介護する事によりより元気な方向に持っていくための支援との位置づけもあり、その現状調査とデータ採取とか。
はたまた、今後は、1年に1度の認定調査の中間で全て訪問する事になったとか。
何か、理由はあるのだと思うのだが・・・・。
江津市の場合、介護業者の数は数社。
その名前をほとんどの方が知っておられ、その業者を語ると怪しい方と思う方は少ない。
しかし、これが都会であったなら、業者の数も多く、明確な理由を告げることなく、訪問してくると「悪徳業者?」と疑いを持ってしまう事となる。
市役所からは、発注指示書なるものが出て、明確な指示があると思うのだが・・・?
業者側で、担当に明確な理由を伝えていないのだろうか?
しかし、ちょっとコメントしたら訪問が無くなったと言う事は、訪問しなくても済むレベル?
介護保険は、色々と不評があるらしいが、この様な不明確な行動も災いしているのではなかろうか?
それにしても、何のために訪問したかったのだろうか?
たぶん 地域包括センターからの話ではないでしょうか。
江津地域の地域包括センターのHPが見当たらないので、他地域のHPで活動内容を参考にしてください。聞き取り等はボランティアの範囲でケアマネに報酬は発生してないと思います。 疑問などが新鮮な内にご自分の地域での広報等、HP等で理解を深める取り組みを提案してみたらどうでしょう。
そうか、考えてみれば親父さん89歳になるんだ。
先日もお邪魔した時に、少し会話したが、歩く事以外は衰えを一切感じさせない雰囲気。
声も大きく、下らん愚痴も溢さない。
君の食に対する配慮も親父さんの健康面には貢献してると思う。
親子共に大したものだ! \\(^^)// あっぱれ!
おっちゃん様
市からの依頼とはっきり言っていましたけど・・・。
それと、地域包括支援センターの関係が良く見えないのですが・・。
その地域包括支援センターは、初めて聞きました。
詳しいですね。
あるHPによると下記の位置づけがあり、1項の為の訪問だった様な気もしますが、であればはっきり言ってもらえれば、良かったのですが・・。
1. 高齢者の介護予防マネジメント
(要支援状態等になる恐れのある方、要支援
1.2の方の介護予防マネジメント)
2. 高齢者の総合相談・相談支援
3. 高齢者の権利擁護
4. 高齢者に対する包括的・継続的な
ケアマネジメント体制の構築支援
確かに、島根県は、各市町村に地域包括支援センターを開設した。と書いてはありましたけど、江津市では、その存在がHP上では確認できませんね。
江津市は、他地域から来てくれる方を求めています。
その方が、気になるのは老後の市のフォロー体制です。
それが、HP等で確認できないのは、不安材料ですよね。
市役所の、これに関連したところに先輩がいるので聞いてみる事にしましょう。
新聞屋の所長様
そうなんです。10/18に89才になります。
痴呆が出ていないのが、一番助かります。
痴呆とかがあると、こっちも身動きが取れなくなりますので・・・。
Uターンして、ご近所の方に励まされ確実に元気になったと思います。
食も、父の大好きな刺身が、いつでも新鮮な物が手に入るのが良いのかも?