9月252007
一楽、二萩、三唐津
9/23、24と一泊で萩市に行ってきました。
もっとも有名なのは、萩焼ですかね。
一楽、二萩、三唐津と呼ばれるぐらいですから。
伊藤博文、吉田松陰 、高杉晋作、 木戸孝允などを排出した地でも知られています。
私の住む、島根県江津市から西に130km程度のところです。
それほど遠くないのに初めて行きました。
観光地としては、昔の街並みを残し、すばらしいところです。
しかし、海外旅行のブームに押され、観光客は減っており、あれや、これやと新しい企画を展開している様です。
萩城跡の近郊でお土産物屋「花の江」を営んでいる親戚に、ちょっと用があり行ってきたものです。
お土産もかなりのスペースが萩焼き。
ここで、萩焼のうんちくを一つ
萩焼は、土と釉薬の関係で、水漏れする事があります。
昔は、お茶等の渋等が徐々にしみこみ、色の変化「萩の七変化」が
おこると当時に、水漏れも止まる楽しみ方をしていたようです。
もし、水漏れが発生した場合は、かたくり粉を溶かし、しばらく放置しておくとかたくりが、隙間に浸透し水漏れが止まります。
ぐるっと一周萩を案内してもらい、満喫しました。
各所で江戸時代から明治維新の面影を残し、歴史上人物の生家等の残されており、癒される街です。
食事も海に面していて、海の幸もとっても美味しいですが、「竹泉」で「鮎料理」川の幸を満喫させてもらいました。
天然は、塩焼きの背骨もすっぽり抜け(養殖冷凍は、背骨が弱くなっているのか、上手く抜けない)酢橘で「パクリ」
美味い。
3びきも頂いてしまいました。
更にせごし(骨付き刺身)、天ぷら、鮎飯、すまし汁まで鮎。
満足満足。
夜は、話に盛り上がり、寝不足。
萩を語る店主は熱く
「自分の店もさることながら、萩を全国に発信していきたい。」
萩を愛しているのだ。
下写真は、「東萩駅」前でパチリ。
奥様がチビの私に気を使ってかがんでくれましたが、膝まで写っていてバレバレです。
庸子チャン、成長しすぎ。
庸子嬢の母親(私のいとこ)も徳山から駆けつけてくれ、大盛り上がりの萩となりました。
激動の幕末、明治維新に奔走した志士たちを生み出した町。
きれいな所ですね。私も20年くらい前に行った事があります。
志士はいないが、歴史豊かな江津本町。
平成の志士となれ!! 格好いい。
新聞屋の所長様
お早うございます。
そうなんですよ。
「高杉晋作の生誕地」の前で
「俺ん家も『山藤昭彦生誕地』と看板上げるかな?」
「・・・・・」失笑を誘ってしまいました。
萩は、長い時間を掛けて歴史を保存してきたが、今や「***記念館」とかが増えすぎ維持費が大変になっている。
更には、その館長は役所の天下り先で、時が過ぎるのを待つ館長が増えすぎている。との事。
有名観光地の萩ですら、観光客が減少し資金不足が露呈している。
『甍街道』の保存活動が活発化しつつあるが、中長期施策が全く見えず、推進者と地元住人との意識の開きが気になるところである。