7月182012
エネルギー政策の意見聴取会?
今日(7/18)は、とにかく暑い1日。
この辺りは、34度程度。
昨日、訪問していた益田市は、全国で2番目に高い、37.6度を記録したようだ。
先日から政府が主催するエネルギー政策の意見聴取会に対して、電力会社の参加について、脱原発を主張する方のクレームに反応し、野田首相が、電力会社の参加を禁止した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120717-OYT1T01209.htm
何かしら、違和感を感じていたが、橋下大阪市長が、代弁してくれた気がする。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120718/waf12071812460014-n1.htm
今回の聴取会で、発言した方は、身分を隠したわけではなく、電力会社社員として発言している。
3人の内2人が、電力会社関係者というのは、比率的には高いとは思うが・・・。
電力会社の社員というだけで、罵声を浴びせる方もいる。
紳士的に、意見を聴く会とはなっていない気がする。
その前に、今回政府が、2030年に、原子力比率を0%、15%、20から25%のどれが良いかとの聴取会を開いている意図が見えない。
今、大飯原発起動反対と言っている方は、即刻原発0化を訴えているが、その選択肢は無い。
更に、15%と20から25%の判断をできるだけの資料を、政府は公表しているだろうか?
たとえば、
1.2030年の電気使用量をいくらと推定しているか
2.CO2問題は、どうするのか
3.CO2問題は考えず、代替え発電所を作る場合、その費用はすべて電力会社の持ち出し
4.スマートグリッド等の実施率は
5.発送電分離は実施されているか
等、見えないことだらけだ。
発言する方には、これらの資料がわたっているのかもしれないが・・・。
見えないことだらけの中で、皆さんはどうやて判断しているのだろうか?
なんとなくの感覚?
そんなことで、日本の将来を決めて良いのだろうか?
なにかしら、選挙対策の為に、「市民の声を聴く施策を実施ている。」といった行動と思える。