10月092007
携帯でICタグ読み取り
今日の読売新聞のHPで下記を見つけた。
「総務省は、ICタグの情報を携帯電話で読み取るシステムを、電機・通信業界など約70社と共同開発する方針。2008年度予算の概算要求に研究開発費など約20億円を盛り込んだ。国民1人に1台に近い水準まで普及した携帯電話でICタグ情報を読み取れるようになれば、いつでもどこでもコンピューター網を活用できる『ユビキタス社会』に近づくと見ている。3年後の実用化を目指す。」(Part)
大変に有効で、良い事だと思う。
しかし、田舎に戻ってITの普及が遅れている事に直面すると無縁の様な気がする。
今の携帯でも「お財布携帯」「交通系カードの代わり」になる機能が搭載されているが、ここでは使える所が無いのだ。
ある携帯ショップに行った時に、
「『これから、東京に行くので携帯にSuica機能を入れてくれ』と言われたらどうするの?」
「今まで、そういう方は居ませんが、取説を見ながら機能は追加できると思います。しかし、改札機との関係とかの質問があったらお手上げです。」
売る側も実際に使った事が無いので説明できないのだ。
携帯機能の充実は、特に異論は無いが、田舎でのICタグ側のシステムの普及にも力を入れて頂かないと、総務省が言うところの『ユビキタス社会』は、都会だけのものになり、益々、都会と田舎の『地域格差』を呼ぶことになるのだ。
田舎でのIT普及を推進しているものとすれば、コストは「大きい壁」なのです。