10月112007
ピロリ菌とのお付き合い
今日の日経の朝刊記事に下記を見つけた。
「胃炎や胃潰瘍(かいよう)を引き起こし、胃がんの遠因ともされる「ピロリ菌」が、胃の粘膜に長期間にわたって感染し続ける仕組みを、東京大学医科学研究所などの研究チームが突き止めた。」
実は高校3年の秋に「十二指腸潰瘍」による吐血で緊急入院し、その年の受験をしていないのである。
原因として、学校から帰ると食事して、すぐ睡眠。
2,3時間後に、起き出して深夜放送を聴きながら形だけ勉強してるふり。
(ながら族と呼ばれていたが、頭に入る訳が無い。)
深夜放送が終了して、また睡眠。
このめちゃくちゃな生活が原因とされた。
この入院が勉強嫌いの私にとっては好都合と言うか、それを勝手な理由にしてぷらぷらしていた記憶がある。
それから30年、寝る前の食事は極力避け、睡眠不足には注意し、一年に数度は市販の薬を飲んで10年に一度胃カメラを飲む程度で上手く付き合ってきた。
最近、この「ピロリ菌」が発見され、私も2年前の人間ドックで、
「胃にくぼみがあります。最近胃カメラ飲みました?」
「いや、10年ぐらい飲んでいません。」
「そりゃ、駄目だ。十二指腸に古傷もありますので、飲みましょう。」
「はい」
と言うことで、胃カメラを飲む事にした。
胃カメラを飲んでいる時に、先生から
「胃のくぼみは、何でも無いです。十二指腸も問題無いです。せっかくなんで”くぼみ”の箇所の細胞検査とピロリ菌検査しますか?」
胃カメラを突っ込まれた私は
「よ・ろ・し・く」ともごもごと声を発するのが精一杯。
終了後、3,4cm程度の試験管の中の液体が赤く染まっているものがあり
「これなんですか?」
「ピロリ菌の確認です。赤く染まったから当選です。除菌しますか?」
「もちろんお願いします。」
後日、除菌に見事成功しピロリ菌がいなくなった。
先生に
「昔、十二指腸潰瘍になったのもピロリ菌のためですか?」
「そうかもしれませんね。」
「えっ!30年もピロリ菌を飼っていたのですか?」
「そうですね。あなたの年齢ですと、昔井戸水とか飲んだでしょ?」
「はい。いたるところで。」
「それが原因でしょう。」
「はぁー。あの美味しいと感じていた井戸水が・・・・。」
よく、「十二指腸潰瘍は、精神的なものもある。」と言われ繊細な私がなるのも当たり前?と思っていたが、昨年のUターンを決める”人生最大の悩み”の間も十二指腸近郊が痛んだ事は一度も無し。
除菌してからは、一度も痛みを感じた事は無く、薬のお世話にもなっていないのだ。
やっぱり、原因は、「ピロリ菌」だ。
“ピロリ菌”がいなかったら、私の人生ももう少し違ったかも?
胃が弱いと思っている方は、
「ピロリ菌検査した方が良いですよ。」
実は、私も胃が弱いんです。
とっても繊細なんです。
ピロリ菌?除菌?
いえ、原因は絶対にdanna菌のはず!!
できることなら、除菌したい!!
END
ほのかのばあちゃん様
お早うございます。
danna菌ですか。それは、手ごわい。
寝てる時に塩掛けたら、ちょっとは小さくなりますよ?
風呂に塩入れておくのも効果あるかも?