10月192012

国の予算管理は?

今日(10/19)は、日中は、日差しもあり心地よい1日でした。
北海道、東北では初冠雪も記録した様で、いよいよ冬が近づいてきた様です。

 

先日のiPS細胞のノーベル賞で、何を血迷ったのか森口とかいう方が、iPS細胞の移植手術を6件行ったとの発表を行った後、1件だったと訂正し、なんとなくすべてが怪しい状態になり、彼が、研究開発に対して国の予算を使っていることが判り、調査を開始したとの報道があった。

更に、内閣府の360件を調査するとの発表。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121019-OYT1T00774.htm

今まで、どのような調査をし、予算を認めていたのだろうか?

先日の、東北復興予算が、ほとんど関係ない物に使われていたり・・・。

更に、びっくりしたのが、ノーベル賞を受賞した山中教授が所長をする京大iPS細胞研究所の職員200名の内9割が、有期職員と言うことだ。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121018-OYT1T00723.htm?from=blist

つまりは、予算が無くなった時点で、お引き取り頂く職員となる。
勿論200名すべてが、開発に絶対必要なレベルでは無いとは思うが、開発に必要な陣容もいつ無職になるかわからない職場で良い研究が出来るだろうか?
しかも、有期職員は給与も公務員の平均より驚くほど低いと聞く。
少なくとも、半分ぐらいは、正規職員として、モチベーションの高い研究をしてもらいたいと思う。

政治家が評価するのではなく、専門家が予算を査定できる体制を構築する必要があるのではないだろうか?

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