2月042009
天下り、渡り???
昼間に見るTVも無く、国会中継を何気に見ていた。
民主党議員の示した農水省の渡りの事例は、6ケの団体を渡り3億2000万程度の報酬を受けている。
更に、この人の前任もほぼ同じ道をたどっている。と言うもの。
その後のニュースを見ても「渡り、天下りは本当になくなるのでしょうか?」とニュースキャスターが発言する。
問題は、そこ?思ってしまう。
渡りが悪い事では無いと思う。
適任者で実質の仕事をしてもらえる方なら・・・。
各省庁での給与及び待遇をそのまま引きずって、かつ報酬がべらぼうである所を見直すことと、渡りの受け皿になっている組織が本当に必要なのか?が最も重要なような気がする。
民間への天下りも、その方が企業に入り適切な仕事をされるのであれば問題ないはず。
企業は、天下りを受け入れる事で、「何か良い事があるから・・・」だとこれは問題がある。
更に、気になるのが、「天下りをなくし、定年まで働ける事とする。」としている。
そうではないだろう。
更に、一般企業の、役職定年制度等に見習い、定年までの給与体系の適正化を含めるべきだろう。
それから”人事院”の対応は、霞ヶ関が送った裏番長?
何やら、動きが悪い。
民主党は、重箱の隅を突く質疑しか出来ず、与党は終着点を明確にしない論議でかみ合わず。
一足飛びに解決できる問題ではないとは思うが、これでは、いつまで経っても解決しそうに無いと思えるのは、私だけだろうか?
■「渡り」「天下り」年内廃止…首相「政令作る」と明言-役人に対する誤謬?
こんにちは。天下り、渡りを完全に禁止したとしても、いわゆる役人の怠慢・腐敗はなくならないと思います。それは、結局人の問題ではなく、インフラやシステムの問題だからです。わたしは、このへんを抜本的に変えていく必要があると思います。特に、中級以下の官僚の仕事に関しては、かなりの部分をNPO(非営利組織)に移管すべきと思います。それにともない、現状の中級以下の官僚もNPOに移籍させるべきだと思います。また、高級官僚に関しては、「健全な社会」づくりを最優先にするように、法律の整備を含むインフラ・システムの改革を行い、実行させるべきだと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
yutakarlson様
コメントありがとうございます。
ブログ読ませていただきました。
私も、インフラやシステムの問題は大きいと思います。
一般的に、企業である部分を分社化する意図には、費用の削減等の目的もあります。
しかし、今の各種団体は、そうなっていない様な?
NPO化するのも良いアイディアかも?
今は、衆参の逆転現象と選挙まじかで、重箱の隅の突きあいになり、世論の受けのみを考え、本論から外れた議論になっているのかも?
是非、将来も踏まえた本論の議論を望みます。