2月072009

民主主義?

投稿者: 0:55:38 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

麻生首相が「郵政民政化には反対していた。」と発言した事において、前回の選挙は郵政民営化選挙で、それで当選した議員が何と言う発言をするのかと、一部の議員、報道がまくし立てている。

どうも解せない。
選挙の争点を郵政民営化と銘打っただけで、それだけで国民は選挙した訳ではないはず。
更に、郵政民営化を全く白紙に戻し、再び国営化しようとしている訳ではなく、見直しが必要と言っているだけ。
見直しをするにしては、まだ早い気もするが・・・。

この民営化の件は、さておき
ある法案に関して、自民党の中でも賛成・反対があっても良いのではないだろうか?
更に、野党の中にも、賛成・反対があっても当然良いはず。
今の日本だと、党の決定に逆らうと、除名になりかねないから、そうそう出来ない。
アメリカでは、選挙の時は、各党での争いとなるが、各法案に関しては、各党ともに賛成・反対が出るという仕組みになっている様だ。

例えば、高速道路建設に対する法案であれば、出身選挙区によって、賛成・反対があってしかるべきだと思う。
党を超えて賛否が出せる体制作りをしていかないと、いつまで経っても本当の民意にならない気がする。

何か選挙の為だけに党に所属し、党幹部の勇み足発言に関しても自分の意見を押し殺し、無理やり同調するかの発言する議員を見るとオイオイと言いたくなる。

勇気を出し、自民党を離党した議員が大半を占める民主党は、党が変われば過去の事は無かったの如く、いちゃもんつけ世論のご機嫌伺いをしながらの国会運営。嘆かわしい。
これでは、霞ヶ関も「やってられない」と思うのでは・・・。

こんな状態は、真の民主主義と言えるのだろうか?
日本を低迷させるだけの様な気がしてならない。

コメントはまだありません。

トラックバック URI | コメント RSS

コメント