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東京への旅たち手助け

5. 仏滅結婚式は、長くなる?

とある超有名一流ホテルでの結婚式のときのこと。

式は、5月5日の仏滅。その日の結婚式も一組のみ。

ホテル側も、余裕で対応してくれていたのか、GWで係員が不足
していたのか、
フランス料理を出す間は、皿の音がするので祝辞
等は止めてほしいとか、
料理が遅れているので、引き伸ばしてほしい
とか、で結局3時間。

2時間の予定で祝辞・余興を設定していたこともあるし、式は
ほとんど身内の方で
祝辞・余興を追加するわけにもいかず、急遽
新郎・新婦へインタビュー。

しかし、これは仲々の評判で大うけでした。

(この結婚式で、味をしめ、その次の結婚式からは、インタビューの
 時間を設ける
事にしました。)

この結婚式では、時間があったこともあり、次のような余興も
受けました。

新婦が、ダンスを出来た事と、新郎の父が若かりしころダンス
ホールに通い
詰めであったことを聞いていて、新婦から「お父さん」
と踊りたいと要望があり、
他の方には内緒で企画しました。

「新郎のお父様、ひな壇の前までお進み下さい。」

から始まり、来賓の方は普通の結婚式では無いシチュエーションで、
興味津々。

「新婦、ひな壇からお父様の基へ」

二人が向かい合ったところで生演奏スタートしてもらい、
新婦はお父様の手を取りダンススタート。

これには、お父様は驚かれておりましたが、昔取った杵柄で
良い雰囲気になり、
会場割れんばかりの拍手となりました。

私も良く知ってる方が、ピアノの生演奏で入っていてくれた
おかげで、
演奏の長さが自由自在に出来た事もあっての演出と
なりました。

この後は、お約束のお父様から新郎へバトンタッチしてのダンスと
なりましたが、
新郎には、ダンスの心得は無く、これまた別な
意味で大受けとなりました。

更に、ピアノの生演奏の方は、プロであり10分ほどジャズ調の
軽い生演奏して
もらった事も時間を埋める余興になりました。

ポイント

1) 時間調整は、新郎新婦のインタビュー

司会者によっては、余興の予備をお願いしている事もある
ようですが、
頼まれた方は、いつ来るのか、予備のままで
終わるかと緊張で食事が
出来ないと聞いた事があります。

この結婚式後の時間調整は、全て新郎新婦のインタビューで
行う事としました。

更には、最近の披露宴では新郎新婦のキスシーンがないと
許してくれないこと
もあり、余興の中で新郎新婦にキスを
させる方もいますが、全くない場合は、
最後に司会者が
その任を出来るため有効です。


2)

インタビューの見本

 例えば、学生時代の同級生の場合

学生時代の同級生数名に前に出てもらい、質問にYes、
Noを挙手で
答えてもらう事にします。

   a)新郎が卒業できたのは、私がいたからである。
   b)彼女と結婚できるのは、私がいたからである。

何人かは、Yesを出すでしょう。

  それでその反論を新郎・新婦に求めるのです。

幾つかの質問で、盛り上がったところで、もし、余興で
Kissの余興が無ければ、

「彼が、嫁さんを射止めたのは、信じられない。
皆さんいかがですか?」

とご来賓に問いかけると必ず拍手なり「そうだ。そうだ。」
の声が上がります。

「それでは、証拠見せていただきましょう。」と振ると、
ご来賓の方は、
察して頂き拍手喝采になります。

そこで
「お二人、お立ち下さい。」「向かい合いましょうか?」
とすると新郎新婦は、
覚悟をきめてくれるはずです。